《ミハイロ ペトロヴィッチ監督》
比較的、後ろからの攻撃の組み立ては落ち着いてできたと思う。ボールをしっかりと動かす中で、前の3人に縦パスがよく入っていたが、そこからの展開がなかなかうまく行かないシーンもあったし、うまく行ったけれどもラストパスやシュートの精度が足りなかった。
きょうのゲームに違いがあったとすれば、相手の2人、3人の選手は個人の能力で、ドリブルで相手を抜いていける、ボールを運んでいける、そこに違いがあったのかなと思う。得点シーンを見ても、相手は少ない人数の中でフィニッシュまで持ち込み得点しているが、われわれは相手を押し込むが、具体的に相手のゴール前で決定的な仕事ができるか、あるいは個人の能力で1人をはがすかという部分で、なかなか突破できない部分があった。
あるいはシュートまでは持っていけても、そのシュートの精度が少し甘かったかな。全体的にチームとして決して悪いゲームではなかったと思っているし、非常に重要なゲームで敗戦して悔しい思いでいっぱいだ。ただ、われわれの試合は、次はガンバ大阪、サンフレッチェ広島、FC東京、ヴィッセル神戸と、まだまだ続いていくので、しっかりと反省すべきところは反省し、そして次の試合に切り替えて準備し、とにかくこの厳しい5連戦を全員で乗り切っていきたい。
(有賀久子)
2024/12/28
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