《ミハイロ ペトロヴィッチ監督》
1週間で3試合目の、連戦の最後の試合。非常に厳しい気候の中、選手たちは非常に良いプレーをしてくれたと思うし、良いゲームをしてくれた。
前半は、われわれがFKから1点取ってリードしたものの、前半の最後、アディショナルタイムでCKから失点をしてしまうという展開となり、1−1で折り返した。前半はわれわれが比較的ボールを持ちながら、主導権を握りながら攻撃を仕掛ける展開だったが、後半に入って若干試合がオープンになった印象がある。相手の方が少しフレッシュだったかなという印象があるし、われわれの選手には少し疲れが見えたかなという印象がある。その中でもチャンスを作っていたし、得点になってもおかしくはないシーンはあった。
その中で2−1とリードしたわけだが。リードした展開の中で、2−2となる前のシーンはどうかなというシーンだった。きょうの家本政明レフェリーは、前節、似たようなシーンでPKを取っていた。あのシーン、絶対にそれだとは思っていないが、宇賀神友弥選手がペナルティエリアで倒れていた。その流れの中で、比較的早くインプレーになった。われわれのチームの宇賀神選手が本来いるべきスペースを使われて失点につながってしまった。
その後も勝利を収めるべく、選手たちは非常に頑張ってチャンスをクリエイトしてくれた。柏木陽介選手のヘディングシュート、ズラタン リュビヤンキッチ選手のヘディングシュート、武藤雄樹選手のフリーのスペースに抜けた、ゴール脇に少しそれたもの、得点になってもおかしくはないシーンはあったが、得点に至らず、引き分けという結果で終わってしまった。
良いゲームをしたきょうの試合だが、結果に対しては決して満足していない。きょうはどうしても勝利を収めたかったゲームだったから。きょうはたくさんのサポーターがスタジアムに駆けつけ、本当のダービーという雰囲気を作ってくれた。その中でどうしても勝利を収めたかった試合だが、引き分けに終わり、申し訳ない気持ちでいっぱいある。でも、見にこられた方も選手が最後まで力を振り絞って勝利すべく戦ったことは見られたのでは。きょうは引き分けに終わった。そのことは変えられないので前を見て、次の試合に向かっていくべく準備しなければ。
(有賀久子)
2024/12/28
2024/12/28
2024/12/28
2024/12/28
2024/12/28
2024/12/28
2024/12/28
2024/12/27
2024/12/25
2024/12/25