[イベント]お仕事体験キッズ、夏の思い出に
「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです。
「さいたまダービー」が行われたきのう7月17日(日)、ボーイズマッチ後の埼玉スタジアム2002メインピッチでは、小学生の子供たちが、埼スタのグラウンドキーパーのお仕事を体験する、2010年から始まった毎年恒例夏休みの大人気企画「お仕事体験キッズ」に臨んだ。
予定人数に対して、およそ4倍の応募があったという初回は70名近い子供たちが、浦和レッズや日本代表選手が立つメインピッチに足を踏み入れた。保護者のもとを離れ、最初は少し緊張気味の子供たちも、グラウンドキーパーの輪島正隆さんの説明が始まると、真剣に話に耳を傾け、前のめりに。
作業は、20分ハーフのボーイズマッチで荒れた芝の補修だ。ちぎれた芝を取り、穴が空いた箇所には種がまざった砂を入れていく2つの作業。砂の量は、穴に応じて「ちょうどよく」。「盛りすぎてしまうと、選手が蹴ったボールがバウンドしたり、パスコースが変わったり、試合に影響する」という話を聞き、子供たちの顔つきも変わった。
7グループに分かれ、作業開始。実際に自分の目で見て手入れが必要な箇所を選択し、素早く実行に移す。手作業でしかできない、芝管理の基本を体験した。終了後には「緊張した!」という一言。体験企画とはいえ、子供たちは本番前の試合環境を作るスタッフの1人となった。
なお、今回のイベントは8月のホームゲームにも開催予定。8月6日(土)湘南ベルマーレ戦と8月20日(土)川崎フロンターレ戦が対象試合となる。参加費は無料で、対象試合のチケットをお持ちの小学1年生〜6年生(※)であれば、どなたでも参加可能だ。
※参加者もしくは応募者となる保護者のREX CLUB会員登録(年会費無料のWHITE会員を含む)が必要。応募者が多数の場合には、今回と同様に抽選となる。湘南戦参加希望の方は7月25日(月)23時59分まで、川崎F戦参加希望の方は8月8日(月)23時59分までに申し込む必要がある。
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