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試合レポート|J1セカンドステージ第4節・大宮アルディージャ戦=ポイント|レッズプレス!!
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J1セカンドステージ第4節・大宮アルディージャ戦=ポイント
「ポイント」では、番記者が勝敗の分かれ目などを振り返ります。
意思のズレ。全体のバタつきに影響「さいたまダービー」を終え、浦和レッズと大宮アルディージャの指揮官2人が挙げた試合の印象が一致した。おそらくスタジアムに集まった約5万4000人のサポーターもそう感じたのではないか。そのキーワードは「オープンなゲーム」。特に、後半45分間の展開をそう指した。戦っていた選手も同じく振り返る。中でも、左脚の打撲で後退を余儀なくされた宇賀神友弥は「最後は、お互いに若干、勢いでプレーしていた」と反省した。
今季二度目のダービー。自然とボルテージは上昇するものだ。そこに5万人を超す観衆の声が加わり、下部組織出身の関根貴大は「幸せだった」と振り返った。主将の阿部勇樹はそれまでは客観的に試合を分析していたが、ダービーに話が及ぶと一層苦い表情を見せ、こう話した。「さいたまダービーは重要だと思うし、何としても勝ちたかった。引き分けで良いなんて思っていないし、悔しさしか残らない。(サポーターにも)ブーイングをさせてしまった。勝って喜ばせたかったが。彼らも勝ちたかったと思うし、(ブーイングする)気持ちを理解するというか、当然だと思う」と口にした。
試合内容は引き分けに終わって良かった展開だったかもしれない。ともすれば、敗戦でもおかしくはないピンチが続いた。だが、浦和は引き分けを望んでいたわけではない。だからこそ、今節の結果は敗戦に等しいほど、悔しさがつのるのだ。
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