ミハイロ ペトロヴィッチ監督
私自身は、決して自分のチームの出来に関して満足していない。不満に思う部分は、特に前半、われわれのチームの強さである「後ろからの攻撃の組み立て」がうまくできていなかった。ボールをつなぐことを恐れ、長いボールを多用してしまった前半だった。後半に入り、そういった部分を若干改善されたと思うが、我慢して動かしていく中でチャンスを作れていたが、特に前半の攻撃の組み立て、後ろからのボールの運びができなかったことに不満を覚えている。トータルして見れば、浦和レッズが勝利に値するゲームはできていたと思っているが、勝って全て良しではない。特に前半の攻撃の組み立てに不満を持っている。

(前からボールを奪う力が落ちているように感じているが、攻撃面と関係しているのか?)逆である。

長いボールを蹴るがゆえにボールがはね返され、戻ってくるから前からボールを奪えない。後ろからしっかりとポゼッションしながら運ぶ、あるいは高い位置までしっかりとボールを動かして仕掛けていければ、相手陣内で失っても人数を掛けてボールを奪いに行けるが、長いボールを蹴るために後ろから押し上げようとしてもはね返され、ボールが自陣に帰ってくる。それでボールを奪いに行く回数が少なかった。

相手も、中を締めた守備をしていたが、ボールを動かす中で縦につけられるパスコースが生まれるが、早い段階から長いボールを蹴り込む場面が多く、なかなか自分たちの狙いとする攻撃の組み立てができなかった。選手も狙いとして、やろうとしてくれていたが、普段と立ち位置が若干違うことも影響の中にあったかもしれないが、できていないことは事実。日本的な勝てば良しという見方はしていない。結果でサッカーそのものを判断してはいけないだろう。

勝利は収めたが、満足の行く出来ではなかった。3連敗を1stステージの最後にしたが、内容的に見れば、きょうよりも良いゲームをした試合があった。今、4連勝しているが、勝っているから全てが良いのかという言えば、そうではない。(3連敗の試合よりも)出来が悪い試合はある。

(有賀久子)
試合レポート
2016年7月9日(土)J1セカンドステージ第2節・柏レイソル戦
J1セカンドステージ第2節・柏レイソル戦=読者によるMIP投票結果、採点&寸評
J1セカンドステージ第2節・柏レイソル戦=番記者による採点&寸評
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J1セカンドステージ第2節・柏レイソル戦=選手コメントその3
J1セカンドステージ第2節・柏レイソル戦=選手コメントその2
J1セカンドステージ第2節・柏レイソル戦=監督コメント
J1セカンドステージ第2節・柏レイソル戦=選手コメント
J1セカンドステージ第2節・柏レイソル戦=試合詳細(スコア経過、出場選手など)
J1セカンドステージ第2節・柏レイソル戦=予想スタメン
J1セカンドステージ第2節・柏レイソル戦=見どころ

練習レポート
2016年7月9日(土)J1セカンドステージ第2節・柏レイソル戦
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遠藤航「残り3試合、気持ちよく勝ってリオに」
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灼熱の大原

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ミハイロ ペトロヴィッチ監督
私自身は、決して自分のチームの出来に関して満足していない。不満に思う部分は、特に前半、われわれのチームの強さである「後ろからの攻撃の組み立て」がうまくできていなかった。ボールをつなぐことを恐れ、長いボールを多用してしまった前半だった。後半に入り、そういった部分を若干改善されたと思うが、我慢して動かしていく中でチャンスを作れていたが、特に前半の攻撃の組み立て、後ろからのボールの運びができなかったことに不満を覚えている。トータルして見れば、浦和レッズが勝利に値するゲームはできていたと思っているが、勝って全て良しではない。特に前半の攻撃の組み立てに不満を持っている。

(前からボールを奪う力が落ちているように感じているが、攻撃面と関係しているのか?)逆である。

長いボールを蹴るがゆえにボールがはね返され、戻ってくるから前からボールを奪えない。後ろからしっかりとポゼッションしながら運ぶ、あるいは高い位置までしっかりとボールを動かして仕掛けていければ、相手陣内で失っても人数を掛けてボールを奪いに行けるが、長いボールを蹴るために後ろから押し上げようとしてもはね返され、ボールが自陣に帰ってくる。それでボールを奪いに行く回数が少なかった。

相手も、中を締めた守備をしていたが、ボールを動かす中で縦につけられるパスコースが生まれるが、早い段階から長いボールを蹴り込む場面が多く、なかなか自分たちの狙いとする攻撃の組み立てができなかった。選手も狙いとして、やろうとしてくれていたが、普段と立ち位置が若干違うことも影響の中にあったかもしれないが、できていないことは事実。日本的な勝てば良しという見方はしていない。結果でサッカーそのものを判断してはいけないだろう。

勝利は収めたが、満足の行く出来ではなかった。3連敗を1stステージの最後にしたが、内容的に見れば、きょうよりも良いゲームをした試合があった。今、4連勝しているが、勝っているから全てが良いのかという言えば、そうではない。(3連敗の試合よりも)出来が悪い試合はある。

(有賀久子)


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