《ミハイロ ペトロヴィッチ監督》
まず、きょうのゲームは最後の力の一滴まで振り絞って戦った両チームの選手を称賛したい。気温が高く、湿度が高い中で行われ、選手たちにとって簡単ではない中で、素晴らしいプレーをした選手たちを称賛したい。
アビスパ福岡は非常にモチベーションが高く、強い気持ちで浦和レッズから金星を挙げるという思いを持って臨んでいた。浦和はおそらく前半22分くらいでレッドカードをもらい、1人退場してしまった。それに加えてPKが決まり1点リードされる、厳しいゲーム展開の中で試合を進めなければいけなかった。1人少ない状況だったが、じゅうぶんに得点チャンスは作れると思って自信を持っていたし、前半のうちに追いつけたのは良かった。1人少ない状況だが、ボールを持って攻撃を仕掛けてくる福岡には大きな問題を抱えないと思っていた。
危ない状況を作られるとしたら、福岡は高さがあるので、長いボールを拾われてセカンドボールを拾われる展開は厳しいと思い、後半に入ってから2トップにし、ボールを奪ってから攻撃に行ける布陣だし、相手ボールの時にも比較的前からもプレスに行け、簡単にロングボールを蹴らせない。あるいはボールの出どころへ行けば、ラインも低い位置に下がりすぎなくても済むと思って、選手を送り出した。
われわれが狙ったように非常に良い形で得点し、逆転することができた。2トップがうまく機能した後半だった。福岡はわれわれとのゲームに非常に強い気持ちで臨んだと思うが、われわれだけではなく、ほかのチームにも同じ気持ちで戦いをすれば、もっと良い結果が出せるのではないかと思っている。
(有賀久子)
2024/12/28
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