《ミハイロ ペトロヴィッチ監督》
きょうのゲーム、われわれはどうしても勝ちたいという思いで入ったし、選手は最後の笛が鳴るまで勝利を目指して戦ってくれた。立ち上がりから最後までしっかりとボールを保持しながらゲームをコントロールできたと思う。そういう中から良い形でのチャンスは多く作れたのではないかと思うが、チャンスを生かせなかったのは、最後の精度やもう半歩、先に足が出ていればというシーンの中でなかなかゴールシーンにまで持っていけなかったのは確かだ。
試合が経過するとともに、より主導権を握り攻撃を仕掛ける、後半は8人くらいが相手コートに入って攻撃を仕掛ける展開が作れた。ただ、半歩だったり、精度だったりが足りなかったのは事実。水曜日にアウェイのソウル戦で120分間を戦い、ショックな敗戦の中できょうのゲームを迎えている。それを言い訳にするつもりはないが、あとちょっとのところで決定的な仕事ができなかったことに影響したのは確かである。
厳しい状況下の中で、選手がどのようなプレーをしてくれるのかを私自身は監督として興味を持って見ていた。選手は最初から最後まで、しっかりと集中力を保ち、自分たちのサッカーを貫き、勝利を目指して戦ってくれた。やるのは難しいこと。ああいうショッキングな敗戦の後、きょうのゲームを迎え、非常に疲労がある中でこういうゲームをするのは簡単なことではない。選手は4年半の中での成長を見せてくれた、大人になった彼らを見ることができたゲームだった。最後の最後まで勝利を目指して戦った選手を誇りに思うし、彼らがきょう頑張って姿は称賛していい。
プラスして、サポーターも。選手が厳しい状況の中で最後まで後押ししてくれ、試合後に彼らを後押しする声援を送ってくれたことに、非常に感謝したいし、ともに戦っていると思えたきょうのゲームだ。
得点して勝利できず、引き分けに終わった。2ポイントを失った見方もあると思うが、この状況で1ポイントを取れたことは今後のわれわれの戦いに必ず前向きなものとしてつながる。確信したのは、17節を終えた時点でわれわれが一番上に立っている。そう思えた試合だ。
(有賀久子)
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