遠藤航の対応に注目
今季から浦和レッズに加入したDF遠藤航。ディフェンスラインの中央で、攻守にわたって存在感を見せている。特長の1つは、危機察知能力だ。身長178センチと、守備の選手として決して大柄ではないが、場を読む力を備え、ゴールを守ってきた。

あす4月29日(金・祝)に行われる明治安田生命J1ファーストステージ第9節、対戦相手である名古屋グランパスには、過去に彼がマッチアップした選手と比べても、高さのあるFWとスピードあるMFが顔をそろえる。一筋縄には行かないだろうが、今季の遠藤は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)というアジアの舞台で多くの経験を積んできた。あすの試合もまた、彼の成長を感じられる一戦になるだろう。

2月、あすの試合会場であるホーム・埼玉スタジアム2002のボールルームで、彼の加入会見は行われた。冒頭のあいさつで、遠藤は「浦和レッズはここ最近、タイトルが取れていない悔しさをすごく味わっているチームだと感じている。そういう歴史や悔しさを感じながら、僕は今季、しっかりと戦わなければいけない。自分の特長である守備で良さを出し、このチームにタイトルをもたらせるような活躍ができるよう、頑張りたい」と言った。

名古屋戦は、オフ明けの「練習レポート」にある通り、優勝を逃した2014シーズンの最終節に味わった悔しさを晴らす時である。遠藤が口にした、タイトル獲得に至らなかった悔しさ、屈辱を、あの日、チームメイトはホームスタジアムで味わった。遠藤は仲間の思いを含め、過去の歴史全てを払拭するために強い気持ちで試合に臨むと宣言している。

遠藤が名古屋の攻撃陣を相手にどのように対処するか。守備の駆け引きに注目だ。また、ミハイロ ペトロヴィッチ監督が会見で語っていたが、チーム全体としては、浦和レッズがやるべきことを表現することで、良い結果を得られる試合だろう。走る、戦う、規律を守る。ハードワークが求められるゲームになる。サッカーの醍醐味(だいごみ)を感じられる試合になりそうだ。(有賀久子)
試合レポート
2016年4月29日(金・祝)J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=読者によるMIP投票結果、採点&寸評
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=番記者による採点&寸評
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=選手コメント2
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=選手コメント
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=ポイント
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=監督コメント
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=試合詳細(スコア経過、出場選手など)
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=予想スタメン
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=見どころ

練習レポート
2016年4月29日(金・祝)J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦
選手コメント【遠藤航・興梠慎三・槙野智章】
浦和は危険な状況にある
伊藤涼太郎、フェイントでDFを翻弄
李忠成、ゴールと被災地への思い
「全体的に重い印象」と関根貴大。疲労もピークに
大谷幸輝、自主的支援も
合言葉は「REMEMBER 2014」

お知らせ
2016年シーズン浦和レッズ試合情報まとめ
『レッズプレス!』メルマガ登録受付中
・・・・・・
会員登録はこちら" />
back

試合レポート|J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=見どころ|レッズプレス!!

top
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=見どころ

「見どころ」(試合プレビュー)では、番記者が注目すべきポイントを示します。


遠藤航の対応に注目
今季から浦和レッズに加入したDF遠藤航。ディフェンスラインの中央で、攻守にわたって存在感を見せている。特長の1つは、危機察知能力だ。身長178センチと、守備の選手として決して大柄ではないが、場を読む力を備え、ゴールを守ってきた。

あす4月29日(金・祝)に行われる明治安田生命J1ファーストステージ第9節、対戦相手である名古屋グランパスには、過去に彼がマッチアップした選手と比べても、高さのあるFWとスピードあるMFが顔をそろえる。一筋縄には行かないだろうが、今季の遠藤は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)というアジアの舞台で多くの経験を積んできた。あすの試合もまた、彼の成長を感じられる一戦になるだろう。

2月、あすの試合会場であるホーム・埼玉スタジアム2002のボールルームで、彼の加入会見は行われた。冒頭のあいさつで、遠藤は「浦和レッズはここ最近、タイトルが取れていない悔しさをすごく味わっているチームだと感じている。そういう歴史や悔しさを感じながら、僕は今季、しっかりと戦わなければいけない。自分の特長である守備で良さを出し、このチームにタイトルをもたらせるような活躍ができるよう、頑張りたい」と言った。

名古屋戦は、オフ明けの「練習レポート」にある通り、優勝を逃した2014シーズンの最終節に味わった悔しさを晴らす時である。遠藤が口にした、タイトル獲得に至らなかった悔しさ、屈辱を、あの日、チームメイトはホームスタジアムで味わった。遠藤は仲間の思いを含め、過去の歴史全てを払拭するために強い気持ちで試合に臨むと宣言している。

遠藤が名古屋の攻撃陣を相手にどのように対処するか。守備の駆け引きに注目だ。また、ミハイロ ペトロヴィッチ監督が会見で語っていたが、チーム全体としては、浦和レッズがやるべきことを表現することで、良い結果を得られる試合だろう。走る、戦う、規律を守る。ハードワークが求められるゲームになる。サッカーの醍醐味(だいごみ)を感じられる試合になりそうだ。(有賀久子)
試合レポート
2016年4月29日(金・祝)J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=読者によるMIP投票結果、採点&寸評
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=番記者による採点&寸評
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=選手コメント2
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=選手コメント
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=ポイント
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=監督コメント
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=試合詳細(スコア経過、出場選手など)
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=予想スタメン
J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦=見どころ

練習レポート
2016年4月29日(金・祝)J1ファーストステージ第9節・名古屋グランパス戦
選手コメント【遠藤航・興梠慎三・槙野智章】
浦和は危険な状況にある
伊藤涼太郎、フェイントでDFを翻弄
李忠成、ゴールと被災地への思い
「全体的に重い印象」と関根貴大。疲労もピークに
大谷幸輝、自主的支援も
合言葉は「REMEMBER 2014」

お知らせ
2016年シーズン浦和レッズ試合情報まとめ
『レッズプレス!』メルマガ登録受付中
・・・・・・

ログイン・会員登録はコチラから
すべての記事をご覧いただくには、会員登録が必要です。
※既に会員登録済みの場合、ログインを行うことで閲覧可能となります。


(c)REDS PRESS