ペア・マティアス・ヘグモ監督「安定性が必要だ」



《ペア・マティアス・ヘグモ監督》

立ち上がりから、堅いプレーをすることができたと思います。手堅いプレーですね。自分たちでボールをキープしながら、サイドからサイドへと動かすことができました。そして、オラが1対1の場面を作っていました。前半の途中で、左サイドに移ったオラが良い場面を作り、「自分がゴールスコアラーだ!」ということを、凌磨が本日も見せることができたと思います。

試合を支配しながらチャンスを作ることができました。特に、相手に退場者が出てからは、大きなチャンスが生まれていました。ホームゲームでやっていることと同じように、アウェイゲームでも、試合をコントロールするようになってきたことは非常に良いと思います。あとはしっかりとその内容を得点に繋げて、勝ち点3を、今後もモノにしていきたいと思います。
ここ最近のアウェイゲームを見ますと、アルビレックス新潟には4対2で勝っています。その後のジュビロ磐田戦では、完全に試合を支配することができましたけれど、結果は1対1でした。セレッソ大阪戦も、非常に良い時間帯がたくさんありましたけれど、ホームチームの素晴らしいゴールが2つ、決まってしまいました。
選手たちは今、日々のトレーニングのところで、トレーニングの文化というものを、選手たちが今、しっかりと作りあげていっているので、彼らをたたえたいと思います。選手たちには、練習でも、常に意識を保って、集中して、注意力をむけろと言っていますし、それを、試合の中で、一瞬一瞬、無くさないようにしないといけないと求めましたが、その集中力が続いたと思います。
佐藤瑶大は本日、マリウスと共に、非常に良いプレーをしてくれたと思います。敦樹と海渡は、中盤を支配しました。凌磨は先ほども言いましたが、トップ下のところから裏に抜けたり、おりてサポートしたりということができていました。そして、ブライアンの賢さも、本日見られました。彼がいろいろなところに顔を出して、つなぎ役になったりして、アシストもできる選手です。日本に来てから長い間、怪我に苦しんでいましたので、このように戻ってきてくれて嬉しく思っています。ホームのヴィッセル神戸戦や鹿島アントラーズ戦で勝ち点3を取れなかったのですが、それにストレスを感じすぎず、プレーできたのが良かったと思います。我々は、上位で闘うチームになりたいと思っています。そのためには安定性が必要です。勝ったり負けたりして、そこで気持ちにブレが出ないようにしながら闘い続けることが重要だと思います。
関根タカも長い間、ピッチから離れていましたけれど、彼も戻ってきて、嬉しく思っています。

Q:今日はダブルボランチで試合に臨んだと思うが、このシステムを採用しようと思った理由は?
A:怪我人などがいたりして、どの選手が起用できるのかというところは、1つ、考慮しなければいけない点です。4-3-3であったとしても、4-2-3-1であったとしても、我々が狙うスペースというのは、あまり変わりません。
たとえば、ホームゲームで、インサイドハーフのポジションから敦樹がよく裏に抜けたりしますが、本日はボランチのポジションから、それを行っていました。敦樹が前に行けば、海渡がバランスを取る、という形です。そして、敦樹が片方から上がって行けば、もう片方には、凌磨がいることができます。常に状況を読みながら、そのスペースを使っていくというところです。
私は、Jリーグに来て、早くJリーグのことを学びたいと思って楽しみにして来ましたが、ロングボールを使うチームが少なくありません。そういうチームに対しては、センターバックの前に、ボランチを2枚置くことによって、セカンドボールを回収しやすくなると思います。4-3-3と、4-2-3-1、両方をオプションとして持っておけるのは良いことだと思います。

Q:オラ ソルバッケン選手のポジションを早い時間帯で変えたが、相手のウィークポイントを突く狙いだったのか?
A:相手の右のセンターバックに対して、オラが1対1を仕掛けられるという風に読みました。相手は、こちらの右サイドに速い選手をぶつけてきました。両サイドでプレーできるという強みを持っているオラを、反対側に移しました。



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J1第20節・名古屋戦=監督コメント

ペア・マティアス・ヘグモ監督「安定性が必要だ」



《ペア・マティアス・ヘグモ監督》

立ち上がりから、堅いプレーをすることができたと思います。手堅いプレーですね。自分たちでボールをキープしながら、サイドからサイドへと動かすことができました。そして、オラが1対1の場面を作っていました。前半の途中で、左サイドに移ったオラが良い場面を作り、「自分がゴールスコアラーだ!」ということを、凌磨が本日も見せることができたと思います。

試合を支配しながらチャンスを作ることができました。特に、相手に退場者が出てからは、大きなチャンスが生まれていました。ホームゲームでやっていることと同じように、アウェイゲームでも、試合をコントロールするようになってきたことは非常に良いと思います。あとはしっかりとその内容を得点に繋げて、勝ち点3を、今後もモノにしていきたいと思います。
ここ最近のアウェイゲームを見ますと、アルビレックス新潟には4対2で勝っています。その後のジュビロ磐田戦では、完全に試合を支配することができましたけれど、結果は1対1でした。セレッソ大阪戦も、非常に良い時間帯がたくさんありましたけれど、ホームチームの素晴らしいゴールが2つ、決まってしまいました。
選手たちは今、日々のトレーニングのところで、トレーニングの文化というものを、選手たちが今、しっかりと作りあげていっているので、彼らをたたえたいと思います。選手たちには、練習でも、常に意識を保って、集中して、注意力をむけろと言っていますし、それを、試合の中で、一瞬一瞬、無くさないようにしないといけないと求めましたが、その集中力が続いたと思います。
佐藤瑶大は本日、マリウスと共に、非常に良いプレーをしてくれたと思います。敦樹と海渡は、中盤を支配しました。凌磨は先ほども言いましたが、トップ下のところから裏に抜けたり、おりてサポートしたりということができていました。そして、ブライアンの賢さも、本日見られました。彼がいろいろなところに顔を出して、つなぎ役になったりして、アシストもできる選手です。日本に来てから長い間、怪我に苦しんでいましたので、このように戻ってきてくれて嬉しく思っています。ホームのヴィッセル神戸戦や鹿島アントラーズ戦で勝ち点3を取れなかったのですが、それにストレスを感じすぎず、プレーできたのが良かったと思います。我々は、上位で闘うチームになりたいと思っています。そのためには安定性が必要です。勝ったり負けたりして、そこで気持ちにブレが出ないようにしながら闘い続けることが重要だと思います。
関根タカも長い間、ピッチから離れていましたけれど、彼も戻ってきて、嬉しく思っています。

Q:今日はダブルボランチで試合に臨んだと思うが、このシステムを採用しようと思った理由は?
A:怪我人などがいたりして、どの選手が起用できるのかというところは、1つ、考慮しなければいけない点です。4-3-3であったとしても、4-2-3-1であったとしても、我々が狙うスペースというのは、あまり変わりません。
たとえば、ホームゲームで、インサイドハーフのポジションから敦樹がよく裏に抜けたりしますが、本日はボランチのポジションから、それを行っていました。敦樹が前に行けば、海渡がバランスを取る、という形です。そして、敦樹が片方から上がって行けば、もう片方には、凌磨がいることができます。常に状況を読みながら、そのスペースを使っていくというところです。
私は、Jリーグに来て、早くJリーグのことを学びたいと思って楽しみにして来ましたが、ロングボールを使うチームが少なくありません。そういうチームに対しては、センターバックの前に、ボランチを2枚置くことによって、セカンドボールを回収しやすくなると思います。4-3-3と、4-2-3-1、両方をオプションとして持っておけるのは良いことだと思います。

Q:オラ ソルバッケン選手のポジションを早い時間帯で変えたが、相手のウィークポイントを突く狙いだったのか?
A:相手の右のセンターバックに対して、オラが1対1を仕掛けられるという風に読みました。相手は、こちらの右サイドに速い選手をぶつけてきました。両サイドでプレーできるという強みを持っているオラを、反対側に移しました。



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