マチェイ・スコルジャ監督「今大会は我々の現在地が分かるものだった」

《マチェイ・スコルジャ監督》

マ:立ち上がりは、ハイプレスをかけて、悪くはなかったと思う。でも、10分経った頃から、フィジカル的に苦しくなってきた。そこで相手に主導権を握らせてしまった。そして、2失点したが、かなり痛い形での失点だった。避けられていたミスが、そこにあった。

その後、ボールをより長い時間キープする、というトライをした。前半の、最後のところはかなり良い形も出来て、カンテのゴールも生まれた。しかし、フィジカル的に苦しい、というのは、前半のうちに見られた。

そこでハーフタイムで、2人、選手を交代し、フレッシュな選手を投入した。後半も、立ち上がりは良かったと思うし、ブライアンのチャンスも、そこで生まれた。PKから、ショルツが点をとって追いつく事が出来た。その後、3失点目があったが、それは、小泉佳穂の足に当たって入ったゴールだった。80分からは、慎三がセカンドストライカーとして入って、攻撃的に行ったし、周作がPKを止めた活躍があったように、あの非常にキープレイヤーになっていたと思う。コーナーキック、セットプレーからチャンスは作れていた、と思う。不運な事に、終了間際のFKで、我々の希望は潰えてしまった。非常に残念な結果となった。

私自身も、たくさんのミスをおかした試合だったと思う。選手の疲労の読みのところで、間違った部分があったと思う。準備の日数が、相手より1日少ない中で、中2日でも十分に回復出来るであろうと思っていたが、そうではなかった。難しい試合だったが、選手たちは諦めずに戦い、2ゴール決めたという、素晴らしい気質を見せたそういう試合だと思う。彼らには、敬意を表したいと思う。

悲しい形でのお別れになる。でも、人生とは、こういう残酷な時もある。来シーズンの浦和の幸運を祈っている。そして、この大会の経験が、1年半後のクラブワールドカップで生きる事を願っている。

Q:メンバーのセレクトを失敗したと言っていたが、レギュラー組を、かなり信用されている。逆に言えば、サブ組とレギュラー組の差が結構あり、なかなか、サブ組をスタートから使えなかったのだろうか
マ:そこの差というより、今日は、試合を通じて、高い強度を保たないといけない試合だった。ハーフタイムで、何人かの選手を交代する、というゲームプランは、そもそもあったが、前半は、“ もってくれるだろう ” と思っていた。しかし、レオン戦で見せた強度を前半を通じて保つ事が出来なかった。言い訳は探したくないが、彼らにとって、今季の60試合目だった。たくさんの試合を戦った選手たちに敬意を表したいと思う。リスペクトを感じている。

Q:退任が決まった時、日本人の選手たち、特に攻撃の選手たちが細かい指示を欲しがる、と話していた。原則として、こう狙っていこう!となった際、彼らが、自分なりにやっていくべきなのか、それとも、監督からもっと細かく要求していくべきなのか、どう考えているか
マ:チームには、もちろん、ベースはある。今日の問題は、攻撃での強度の高さが出なかった、というところだ。たとえば、ランニング、裏抜け、そういったところ。ボールを持って、前に出せる状況なのに、走っている選手がいない、という状況があった。そこは来季の伸びしろになる部分だと思う。また今日は、大久保を起用出来なかった、という状況もあった。今のチームには、そこまで、たくさんのウイングの選手がいるわけではない。

そして、我々のプレースタイルでは、ウイングは、非常に重要な存在だ。(大久保) トモに関しては、非常に不運な状況だった。

Q:この試合より、もう少し、大きな話として、自分で、もっとやっていけるようになっていかないと、彼らは、もっと先にいけないんじゃないか、と思う。監督に言われないと出来ないのではなく、自分で創造性を発揮していくべきなのでは
マ:もちろん、サッカーですから、我々の形は用意しているが、用意した形のみでプレーする、っていう事は、私は望んでいない。状況を分析して、想像力を使うという事、タイミングよく、想像力を使うという事が大事だと思う。また、選手の判断というのは、相手のリアクションにもかかっている。相手がどういう反応をしてるかによって判断を下す。だから、そこは相手を見て、そこに合わせるっていう部分も出てきている。たとえば、マンチェスター・シティを見ると、1つの形でプレーしてるわけではない。相手がどういう動きをしてるかによって、形をどんどん変えてプレーするチームだ。私は、そのようなプレーの仕方を好む。

Q:もし、あなたが3年、5年と、日本にいたら、もっと日本サッカーに役に立つ、たくさんの事を教えてもらえた、と思う。これで去ってしまうのが、残念だ。
マ:今は去るが、長いお別れではない事を、私は願っている。皆さんに感謝しています。ありがとうございました。非常にプロフェッショナルな姿勢で接して頂いた。職業に対する、倫理観の部分も、本当に素晴らしかったと思う。世界中のどこを探しても、日本人記者のようなジャーナリストはいない。本当にありがとうございました。お疲れ様でした。また近い将来にお会いできれば、と思う。

Q:クラブワールドカップで、より結果を出すためにクラブに助言するとしたら、どういう事になるか。
マ:敗戦して、我々にとって、辛い日々となっているが、この3試合は、我々にとって、非常に良い機会だったと思う。我々の現在地が分かるものだったし、いつもと全く違ったチームと対戦することによって、改善点も見られたと思う。特に、マンチェスター・シティ戦では、方向性が見えたと思う。マンチェスター・シティ戦からアル・アハリ戦まで、1週間空いていれば、また違った試合になっていたと思う。マンチェスター・シティ戦が、我々の改善点や伸び代を見せてくれた試合だったと思う。

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CWC3決・アル・アハリ戦=監督コメント

マチェイ・スコルジャ監督「今大会は我々の現在地が分かるものだった」

《マチェイ・スコルジャ監督》

マ:立ち上がりは、ハイプレスをかけて、悪くはなかったと思う。でも、10分経った頃から、フィジカル的に苦しくなってきた。そこで相手に主導権を握らせてしまった。そして、2失点したが、かなり痛い形での失点だった。避けられていたミスが、そこにあった。

その後、ボールをより長い時間キープする、というトライをした。前半の、最後のところはかなり良い形も出来て、カンテのゴールも生まれた。しかし、フィジカル的に苦しい、というのは、前半のうちに見られた。

そこでハーフタイムで、2人、選手を交代し、フレッシュな選手を投入した。後半も、立ち上がりは良かったと思うし、ブライアンのチャンスも、そこで生まれた。PKから、ショルツが点をとって追いつく事が出来た。その後、3失点目があったが、それは、小泉佳穂の足に当たって入ったゴールだった。80分からは、慎三がセカンドストライカーとして入って、攻撃的に行ったし、周作がPKを止めた活躍があったように、あの非常にキープレイヤーになっていたと思う。コーナーキック、セットプレーからチャンスは作れていた、と思う。不運な事に、終了間際のFKで、我々の希望は潰えてしまった。非常に残念な結果となった。

私自身も、たくさんのミスをおかした試合だったと思う。選手の疲労の読みのところで、間違った部分があったと思う。準備の日数が、相手より1日少ない中で、中2日でも十分に回復出来るであろうと思っていたが、そうではなかった。難しい試合だったが、選手たちは諦めずに戦い、2ゴール決めたという、素晴らしい気質を見せたそういう試合だと思う。彼らには、敬意を表したいと思う。

悲しい形でのお別れになる。でも、人生とは、こういう残酷な時もある。来シーズンの浦和の幸運を祈っている。そして、この大会の経験が、1年半後のクラブワールドカップで生きる事を願っている。

Q:メンバーのセレクトを失敗したと言っていたが、レギュラー組を、かなり信用されている。逆に言えば、サブ組とレギュラー組の差が結構あり、なかなか、サブ組をスタートから使えなかったのだろうか
マ:そこの差というより、今日は、試合を通じて、高い強度を保たないといけない試合だった。ハーフタイムで、何人かの選手を交代する、というゲームプランは、そもそもあったが、前半は、“ もってくれるだろう ” と思っていた。しかし、レオン戦で見せた強度を前半を通じて保つ事が出来なかった。言い訳は探したくないが、彼らにとって、今季の60試合目だった。たくさんの試合を戦った選手たちに敬意を表したいと思う。リスペクトを感じている。

Q:退任が決まった時、日本人の選手たち、特に攻撃の選手たちが細かい指示を欲しがる、と話していた。原則として、こう狙っていこう!となった際、彼らが、自分なりにやっていくべきなのか、それとも、監督からもっと細かく要求していくべきなのか、どう考えているか
マ:チームには、もちろん、ベースはある。今日の問題は、攻撃での強度の高さが出なかった、というところだ。たとえば、ランニング、裏抜け、そういったところ。ボールを持って、前に出せる状況なのに、走っている選手がいない、という状況があった。そこは来季の伸びしろになる部分だと思う。また今日は、大久保を起用出来なかった、という状況もあった。今のチームには、そこまで、たくさんのウイングの選手がいるわけではない。

そして、我々のプレースタイルでは、ウイングは、非常に重要な存在だ。(大久保) トモに関しては、非常に不運な状況だった。

Q:この試合より、もう少し、大きな話として、自分で、もっとやっていけるようになっていかないと、彼らは、もっと先にいけないんじゃないか、と思う。監督に言われないと出来ないのではなく、自分で創造性を発揮していくべきなのでは
マ:もちろん、サッカーですから、我々の形は用意しているが、用意した形のみでプレーする、っていう事は、私は望んでいない。状況を分析して、想像力を使うという事、タイミングよく、想像力を使うという事が大事だと思う。また、選手の判断というのは、相手のリアクションにもかかっている。相手がどういう反応をしてるかによって判断を下す。だから、そこは相手を見て、そこに合わせるっていう部分も出てきている。たとえば、マンチェスター・シティを見ると、1つの形でプレーしてるわけではない。相手がどういう動きをしてるかによって、形をどんどん変えてプレーするチームだ。私は、そのようなプレーの仕方を好む。

Q:もし、あなたが3年、5年と、日本にいたら、もっと日本サッカーに役に立つ、たくさんの事を教えてもらえた、と思う。これで去ってしまうのが、残念だ。
マ:今は去るが、長いお別れではない事を、私は願っている。皆さんに感謝しています。ありがとうございました。非常にプロフェッショナルな姿勢で接して頂いた。職業に対する、倫理観の部分も、本当に素晴らしかったと思う。世界中のどこを探しても、日本人記者のようなジャーナリストはいない。本当にありがとうございました。お疲れ様でした。また近い将来にお会いできれば、と思う。

Q:クラブワールドカップで、より結果を出すためにクラブに助言するとしたら、どういう事になるか。
マ:敗戦して、我々にとって、辛い日々となっているが、この3試合は、我々にとって、非常に良い機会だったと思う。我々の現在地が分かるものだったし、いつもと全く違ったチームと対戦することによって、改善点も見られたと思う。特に、マンチェスター・シティ戦では、方向性が見えたと思う。マンチェスター・シティ戦からアル・アハリ戦まで、1週間空いていれば、また違った試合になっていたと思う。マンチェスター・シティ戦が、我々の改善点や伸び代を見せてくれた試合だったと思う。

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