《ミハイロ ペトロヴィッチ監督》
われわれのチームの出来について、ポジティブなところを探すには難しいゲームだった。きょうの前半は今シーズン、公式戦の中で一番、出来の悪い内容だった。
ただ運が良かったのは、神戸も出来が良くなかったこと。そのまま前半の試合が続いた。
前半、選手一人一人が勝手なことを始めてしまい、狙いを持った戦いができず、いつもやっているようなやり方ではなかった。
ハーフタイムで私は選手に対して、大きな声で叱責をした。
後半が始まって、前半より良いポジショニングを取り、戦い方ができ、少しだけ良くなった。
良い流れとなったが、本来はもっとベターな戦い方をしなければならない試合だった。
サッカーとは面白いもので、前節のガンバ大阪戦では5度、6度といつ得点してもおかしくない決定機を作ることができ、1−1の結果。しかし、きょうの神戸戦ではなかなか決定機を作るチャンスはなく、決していい出来ではなかったが勝利できた。良い出来ではない神戸戦で勝利できたことは面白い事象。
引き分けあるいは負けのゲームでも内容が良ければポジティブに思うが、きょうのような勝ったゲームでも出来が悪ければ、正直に評価する。勝敗だけで試合に対して評価をしてしまいがちだが、私は客観的に見て、試合の結果に左右されず、しっかり内容を見て評価する。監督として、結果だけを求めるのは足りない。
浦和レッズには日本で最も多いサポーターがいる。内容と結果について、レベルの高いものを求めたい。勝って良し、ではいけない。
(佐藤亮太)
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