浦和レッズジュニアユースを11年ぶり3度目の優勝に導いたのは、1988年生まれの金生谷仁監督。自身も浦和レッズのアカデミー出身で、2013年度の2度目の優勝の時は、コーチとして携わっていた。

とにかく笑顔がよく似合う金生谷仁。決勝というナーバスになりがちな場面においても、金生谷監督は常に笑顔を見せ、周囲に安心感を与えていた。意識していたのか？と尋ねると「大好きな子たちに楽しんでもらいたいというのが一番で。勝って欲しい、勝つということよりも、楽しんで欲しいというのが先にきていたので、笑顔を意識していたというよりは、自然にそうなっていました」と言い、とびきりの笑顔を見せた。

戦況は、非常に難しい展開だった。早々に失点し、次の1点を奪ったのもガンバ大阪ジュニアユースだった。ただ、そこに不安はなかったという。「最後の最後まで、何をやってくれるだろうな、・・・・・・
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