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練習レポート

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小泉佳穂の2024シーズンとは 〜レッズプレス!!と振り返る

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです



(有賀久子)



小泉佳穂の2024シーズンとは 〜レッズプレス!!と振り返る

12月26日(木)、小泉佳穂の姿は、練馬総合運動場公園グラウンドにあった。この日行われた練馬区サッカー協会主催/N.S.T.Pサッカースクール[練馬区サッカートレーニングプロジェクト]協力による、練馬区出身Jリーガーサッカー教室に、宮本優太と共に参加した。

中学生や高校生の頃から、地元の公園で出会った小学生とボールを蹴ることが楽しかった。地元・光が丘にある『夏の雲公園』での思い出を聞いたことがある。とても心地良い響きの名前で、記憶に刻まれていた。



「そうそう(笑)“夏雲(ナツクモ)”とかで。その場で会った子供たちとサッカーをするのが、僕、すごく好きで。こういうサッカー教室も、僕自身が毎年、楽しませてもらっている。サッカーを教える、というよりは、サッカーをして一緒に遊ぶっていう感覚ですね。午後の部は高学年で、この時期の子供たちは、熱心な親御さんやチームのもとで、たくさんの教えがあって、いろいろと出来るようになる時であるから、“結局、大事なのは、楽しいこと。楽しいことが全てだよ”ということを伝えられるように、とにかく一緒にサッカーで遊べたら良いかなと思います」と話していた。


その言葉通り、ドリブルやシュート練習、最後のゲームまで、佳穂自身が、一番楽しんでいるんじゃないかと思うほど、一生懸命にボールを追いかけていた。「良いお年を」そう言って、佳穂は会場を後にした。

4年間在籍した、浦和レッズ。その大半を背番号8を背負って戦った小泉佳穂が、浦和を離れて、2025シーズンから柏レイソルでプレーする。完全移籍を決断した。

2024シーズン、リーグ戦では、20試合の出場となった。序盤こそ、先発出場を重ねていたが、多くはベンチスタートからの途中出場だった。自分の考えを言葉にする上で、長い間をとって熟考する場面が何度もあった。丁寧に、自分の考えに合う言葉を選び、発してきた。だからこそ、こちらが“難しい1年”と簡単に表現してはいけないと感じていた。

サッカー教室の前、佳穂に、少しの時間をもらった。

2024シーズンは、どんな1年だったのか。

「一昨年、去年ほど試合に出ていなかったので、シーズン中も比較的、プレーしながら、自分を振り返っていた、というか。そういう向き合う時間がありました。チームとしても、個人としても、・・・・・・


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