(有賀久子)
小泉佳穂、柏レイソルへ完全移籍
1月3日(金)、浦和レッズは、2021シーズンに加入した小泉佳穂が、2025シーズンより、リカルド ロドリゲス監督が指揮を執る柏レイソルへ完全移籍をすることを正式に発表した。
小泉は、長文で思いをつづった。
このたび、柏レイソルに移籍することになりました。
2021年に加入してから4年間、本当にたくさんの経験をさせていただきました。
浦和レッズという偉大なクラブ、ファン・サポーターの下で闘えたこと。そして天皇杯とACLで優勝したこと。そこに少しでも貢献できたこと。本当にうれしく誇りに感じています。
ACL決勝での埼スタとその日の浦和の街で見た光景を、僕は生涯忘れることはないでしょう。
2023年のルヴァンカップ決勝で敗れたこと。リーグタイトルが獲れなかったこと。今年のクラブワールドカップを闘えないこと。みなさんに直接お別れのあいさつができないこと。
心残りもたくさんあります。
良いときもあれば悪いときもあり、その中でも悔しさ、不甲斐なさを感じることの方が多く、ときに自分はこのクラブに相応しくないと思い悩みながら過ごしたこともありました。それでも、チームメート、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、クラブスタッフ、グランドキーパーのみなさま、食堂スタッフのみなさま、パートナー企業のみなさま、そしてファン・サポーターのみなさま、浦和レッズに関わる全てのみなさまの支えのおかげで、闘い続けることができました。
ただただ、感謝しています。本当にありがとうございました。
いつも背中を押してもらったあの声援を、対戦相手として味わうことになるのが怖いような、楽しみなような、そんな複雑な気持ちです。
今後のサッカー人生において、さらに飛躍をして日本で最も熱いサポーターのいる埼玉スタジアムで、少しでも大きなブーイングを受けられるような選手になりたいと思います。
4年もの間、多大なるご支援ご声援、本当にありがとうございました。
またお会いできること、そして浦和レッズの発展を心より願っています!
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2025/01/21
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