お疲れ様です。開幕戦ということで、選手たち、立ち上がり、前半とかは少し硬かったりとか、少し重い感じがしました。
その中でハーフタイムを通じて、いろいろと選手たちとコミュニケーションをとって、変更した部分などもありながら、最後、後半の最後のほうにはチャンスを作れた部分もあったので、ポジティブに捉えたいと思っています。
あとは、逆に自分たちのゴール前の守備というのが課題ではあったんですけれども、そこのところはトレーニングした部分がしっかりと出せた部分があると思うので、ポジティブに捉えて、次のゲームに勝っていきたいと思っています。
広島さんも勢いがあったので、その辺のところも、自分たちがどのようにかいくぐっていくかということは考えながらやりたいと思っています。
Q:特に攻撃面で、プレシーズンから取り組んできたことは、どれくらい出せたと捉えているのか。
A:少しこう開幕戦ということで、意気込みが強すぎて、無理に行きすぎた部分があったりとか、自分1人で頑張らなければいけないというようなモノが少し出てしまった部分があったかなと思います。全体の部分で、もう少しバランスを取ることが必要だったかなと思います。
Q:前半のエンドを普段と逆にしたと思うが、監督の意向か、選手の意向だったのか。
A:それは、選手が決めたことです。ただ、試合前に、風とかが結構あって、雨がもしかしたら降ってくるかもしれないという話をした中で、その時は、こういうことを注意しよう、風下、風上、雨の状況、ということを話した中で、選手たちが、逆にしたほうが良いんじゃないかと考えたのだと思います。
Q:ボールサイドに対して、逆サイドの選手も張っていて、全体の距離感が広がっているイメージがありましたが、どのような狙いがあったのか。
A:(ピッチの大きさ)68メートルある中で、幅はしっかりと使っていこう、という中での、選手たちとも話しているんですけど、その幅は、68メートル全てが幅ではなくて、たとえば、ボールが左にあったら、右サイドの人はどのぐらいの距離が良いのか、とか、ボールが中央にあったならば、全体としての幅というのは、どのぐらい取っていけば良いのか、ということはトレーニングでやっています。
逆に僕は前半は、ワイドの選手が、相手が閉じているところを中に入って行くシーンがすごく多くて、そこを狙っていって、奪われているシーンとかもあったので、前半に関して言えば、それが気になりました。相手が閉じていたという状況があったと思います。
Q:その中で、どのように展開してゴールを狙っていこうと考えていたのか。
A:少し右サイドのほうがうまくバランスが取れないというか、うまくいっていなかったところがあったので、ハーフタイムに選手を代えた部分がありました。少し落ち着いたのではないかと思います。相手が中を締めているので、その時にボールにもプレッシャーをかけようとして、ラインを高くしてきた中で、サイドから攻めたりとか、一発で裏を狙っていくとか、そういうことも必要だったのかなというのを前半で感じたので、その辺の話をしました。
Q:90分間の攻撃の中で、このシーンは、プレシーズンで準備してきたことが表現できたと監督が感じるシーンがあれば、教えて下さい。
A:後半、最後のところでワン・ツーで抜け出してクロスに入っていくシーンだったりとか、左サイドに交代で入った選手が、個人で仕掛けていったカウンターなどもありました。コンビネーションというところでは、なかなかうまくいかなかった部分があるんですけれども、コンビネーションだけでやろうという風には思っていないですし、個人の特長というのも生かしながらやりたいと思っている中で、そういうチャンスはありました。あとはセットプレーで、トレーニングしていた中でのモノで惜しいチャンスもありました。その辺は、出た部分があったと思います。
Q:セットプレーは、かなりバリエーションがあったと思います。
A:今回、広島さんと対戦するにあたって、自分たちの狙いというのを、セットプレーのトレーニングでやってはいました。
Q:新加入の榊原琴乃選手は両サイドでプレーしながら、個人でもチャンスを作っていました。彼女の、きょうの出来と、もっと期待したいところなどがあれば、教えて下さい。
A:彼女は、サイドのところでのドリブルが持ち味ですし、そういう形でも何回か、前半も、難しい展開の中、左サイドでチャンスを作った部分もあったと思います。あとは、守備もしっかりやれる選手なので、そして、右も左も出来ます。チームの状況や相手との絡みなど、その時に他に出ている選手の状況だったりとかで、いろいろなことをチームに与えてくれる選手だと思います。
Q:右サイドバックに櫻井まどか選手を起用しましたが、彼女が長く経験しているのは、もともとは真ん中の選手だと思います。対面した中嶋淑乃選手は、WEリーグでも力のあるサイドハーフですが、その中で、櫻井選手をサイドバックに置きたいと思った理由はどういうところにあったのか。
A:今シーズン、プレシーズンで準備している中で、その選手だけではなく、いろいろなポジションを経験して、いろいろな選手との組み合わせをやっていった中で、日本での練習試合でもそうですし、アメリカでの試合でも良いものを見せていました。ただ、1人で何か、というよりも、周りの選手との関わり方で、うまくいった部分もあったので、きょうはそういう形にしました。
Q:櫻井選手の1対1の守備は、伸びしろと言える部分でしょうか。
A:当然、それは櫻井選手に限らず、みんなそれぞれ、良いものもあれば、課題もあると思います。実際、きょうの、右サイドの最初のメンバーは、アメリカでも非常に良い攻撃を出していました。当然、相手もありますし、最初に言ったように、開幕戦という意気込みなども絡んだ中で、少し気負いすぎた部分とか、アグレッシブなのは、彼女の良いところであり、少し一直線になってしまうところがありました。その辺を、うまく入らせてあげられれば良かったかなと思います。
Q:改めて開幕戦を終え、新しい感想がありましたら教えて下さい。
A:昨シーズン、我々、最終的な順位が3位だった中で、自分たちは挑戦者であります。ただ、どのチームも、WEリーグのチームというのはレベルも上がってきていると思いますし、それに対して、自分たちが1試合1試合戦っていくという中で、開幕戦ということで少し硬くなったりとかした部分もあった中、試合前に、選手たちとのミーティングでも話したけれど、『スタートであって、ここからまた自分たちは成長しながら、チームとしても、個人としても、良くなりながら進んでいく』という話をしました。当然、初戦でポイントを獲りたかったですけれど、あ、ポイントは獲れたか。3ポイントは欲しかったんですけれども、どの試合も、そんなに簡単な試合はないと思っているので、悪い結果ではないと思います。
・・・・・・
会員登録はこちら" />
(有賀久子)
堀孝史監督が選手に伝えたこと「自分たちは成長しながら、チームとしても個人としても、良くなりながら進んでいく」
《堀孝史監督》
お疲れ様です。開幕戦ということで、選手たち、立ち上がり、前半とかは少し硬かったりとか、少し重い感じがしました。
その中でハーフタイムを通じて、いろいろと選手たちとコミュニケーションをとって、変更した部分などもありながら、最後、後半の最後のほうにはチャンスを作れた部分もあったので、ポジティブに捉えたいと思っています。
あとは、逆に自分たちのゴール前の守備というのが課題ではあったんですけれども、そこのところはトレーニングした部分がしっかりと出せた部分があると思うので、ポジティブに捉えて、次のゲームに勝っていきたいと思っています。
広島さんも勢いがあったので、その辺のところも、自分たちがどのようにかいくぐっていくかということは考えながらやりたいと思っています。
Q:特に攻撃面で、プレシーズンから取り組んできたことは、どれくらい出せたと捉えているのか。
A:少しこう開幕戦ということで、意気込みが強すぎて、無理に行きすぎた部分があったりとか、自分1人で頑張らなければいけないというようなモノが少し出てしまった部分があったかなと思います。全体の部分で、もう少しバランスを取ることが必要だったかなと思います。
Q:前半のエンドを普段と逆にしたと思うが、監督の意向か、選手の意向だったのか。
A:それは、選手が決めたことです。ただ、試合前に、風とかが結構あって、雨がもしかしたら降ってくるかもしれないという話をした中で、その時は、こういうことを注意しよう、風下、風上、雨の状況、ということを話した中で、選手たちが、逆にしたほうが良いんじゃないかと考えたのだと思います。
Q:ボールサイドに対して、逆サイドの選手も張っていて、全体の距離感が広がっているイメージがありましたが、どのような狙いがあったのか。
A:(ピッチの大きさ)68メートルある中で、幅はしっかりと使っていこう、という中での、選手たちとも話しているんですけど、その幅は、68メートル全てが幅ではなくて、たとえば、ボールが左にあったら、右サイドの人はどのぐらいの距離が良いのか、とか、ボールが中央にあったならば、全体としての幅というのは、どのぐらい取っていけば良いのか、ということはトレーニングでやっています。
逆に僕は前半は、ワイドの選手が、相手が閉じているところを中に入って行くシーンがすごく多くて、そこを狙っていって、奪われているシーンとかもあったので、前半に関して言えば、それが気になりました。相手が閉じていたという状況があったと思います。
Q:その中で、どのように展開してゴールを狙っていこうと考えていたのか。
A:少し右サイドのほうがうまくバランスが取れないというか、うまくいっていなかったところがあったので、ハーフタイムに選手を代えた部分がありました。少し落ち着いたのではないかと思います。相手が中を締めているので、その時にボールにもプレッシャーをかけようとして、ラインを高くしてきた中で、サイドから攻めたりとか、一発で裏を狙っていくとか、そういうことも必要だったのかなというのを前半で感じたので、その辺の話をしました。
Q:90分間の攻撃の中で、このシーンは、プレシーズンで準備してきたことが表現できたと監督が感じるシーンがあれば、教えて下さい。
A:後半、最後のところでワン・ツーで抜け出してクロスに入っていくシーンだったりとか、左サイドに交代で入った選手が、個人で仕掛けていったカウンターなどもありました。コンビネーションというところでは、なかなかうまくいかなかった部分があるんですけれども、コンビネーションだけでやろうという風には思っていないですし、個人の特長というのも生かしながらやりたいと思っている中で、そういうチャンスはありました。あとはセットプレーで、トレーニングしていた中でのモノで惜しいチャンスもありました。その辺は、出た部分があったと思います。
Q:セットプレーは、かなりバリエーションがあったと思います。
A:今回、広島さんと対戦するにあたって、自分たちの狙いというのを、セットプレーのトレーニングでやってはいました。
Q:新加入の榊原琴乃選手は両サイドでプレーしながら、個人でもチャンスを作っていました。彼女の、きょうの出来と、もっと期待したいところなどがあれば、教えて下さい。
A:彼女は、サイドのところでのドリブルが持ち味ですし、そういう形でも何回か、前半も、難しい展開の中、左サイドでチャンスを作った部分もあったと思います。あとは、守備もしっかりやれる選手なので、そして、右も左も出来ます。チームの状況や相手との絡みなど、その時に他に出ている選手の状況だったりとかで、いろいろなことをチームに与えてくれる選手だと思います。
Q:右サイドバックに櫻井まどか選手を起用しましたが、彼女が長く経験しているのは、もともとは真ん中の選手だと思います。対面した中嶋淑乃選手は、WEリーグでも力のあるサイドハーフですが、その中で、櫻井選手をサイドバックに置きたいと思った理由はどういうところにあったのか。
A:今シーズン、プレシーズンで準備している中で、その選手だけではなく、いろいろなポジションを経験して、いろいろな選手との組み合わせをやっていった中で、日本での練習試合でもそうですし、アメリカでの試合でも良いものを見せていました。ただ、1人で何か、というよりも、周りの選手との関わり方で、うまくいった部分もあったので、きょうはそういう形にしました。
Q:櫻井選手の1対1の守備は、伸びしろと言える部分でしょうか。
A:当然、それは櫻井選手に限らず、みんなそれぞれ、良いものもあれば、課題もあると思います。実際、きょうの、右サイドの最初のメンバーは、アメリカでも非常に良い攻撃を出していました。当然、相手もありますし、最初に言ったように、開幕戦という意気込みなども絡んだ中で、少し気負いすぎた部分とか、アグレッシブなのは、彼女の良いところであり、少し一直線になってしまうところがありました。その辺を、うまく入らせてあげられれば良かったかなと思います。
Q:改めて開幕戦を終え、新しい感想がありましたら教えて下さい。
A:昨シーズン、我々、最終的な順位が3位だった中で、自分たちは挑戦者であります。ただ、どのチームも、WEリーグのチームというのはレベルも上がってきていると思いますし、それに対して、自分たちが1試合1試合戦っていくという中で、開幕戦ということで少し硬くなったりとかした部分もあった中、試合前に、選手たちとのミーティングでも話したけれど、『スタートであって、ここからまた自分たちは成長しながら、チームとしても、個人としても、良くなりながら進んでいく』という話をしました。当然、初戦でポイントを獲りたかったですけれど、あ、ポイントは獲れたか。3ポイントは欲しかったんですけれども、どの試合も、そんなに簡単な試合はないと思っているので、悪い結果ではないと思います。
・・・・・・
2025/08/12
2025/08/12
2025/08/12
2025/08/12
2025/08/11
2025/08/11
2025/08/11
2025/08/10
2025/08/10
2025/08/10