今後のトレーニングは安定性の部分




《ペア マティアス ヘグモ監督》

立ち上がりの20分間は素晴らしかった。ビッグチャンスがたくさんあったが、そこでしっかりと点を取らないといけない。そのあと、プレスをかけないといけない場面で、受け身になってしまった時間帯があった。

ハーフタイムで2対1とリードされていたが、選手たちには『後半で3、4点取れるぞ』という話をした。(後半が始まって)直後に3対1とリードされたが、選手たちはしっかりと気質を見せて、追いつくところまで戦った。そして、ベンチスタートの選手たちも、ピッチに立って良い仕事をしてくれた。最後は5点目をとれそうな場面もあった。チアゴ(サンタナ)のチャンス、そして(佐藤)瑶大のチャンスがあった。

本日、選手たちが見せた気質、それは非常に大事なものだったと思う。今後、トレーニングしていかないといけないところは、安定性の部分だ。また、試合を通じて、よりプレスをかけることが出来ればと思う。

本日は、このような素晴らしいシュートを打てるようなチームと対戦して、負けなかったということが大事だったかなと思う。もちろん、相手のシュートは良かったが、失点することは、我々の望んでいるものではありません。本日、4得点をとって、開幕からアウェイゲームが3試合あったが、得点を重ねることは出来ている。

Q:中盤の選手の間をあまりにも縦パスが抜けていくことが多く、抜けた先でもつかまえられなかった。それでは守り切れないと思うが、その点をどのように見ているか?
A:その通りだ。自分たちがボールを持った時も、あまり繋がなくなって、ロングボールが増えてしまった。それで、相手チームにイニシアチブを渡すことになった。そして、プレスのところも、我々のディフェンスラインの前にスペースを空けてしまうような形になってしまった。そこで、よりバランスがとれるよう、後半は(岩尾)憲を投入した。フィジカル的な強さというのも、そこで上げようとした。そういう形で、中盤も経由しながら前に行く、という形と同時に、松尾(佑介)を前に入れることによって、よりダイレクトに背後のスペースを狙うことを思った。


Q:今日は、ベンチメンバーにセンターバックがいなかったが、早い時間でアクシデントがあったら、どんな対応をしていたのか?
A:オプションは3つあった。1つは(伊藤)敦樹。もう1つは(酒井)宏樹をセンターバックにして、(大畑)歩夢をサイドバックとして使う。何かがあったら、この2つを行う可能性がより高かったのだが、もう1つのオプションとして、(岩尾)憲をセンターバックとして起用するというのもあった。

Q:チームが立ち上がっているこの時期に、前半では興梠慎三選手、後半では岩尾 憲選手のような存在は、監督の中で、どのように力になっているのか?
A:(興梠)慎三は前半、良かったと思う。特に攻撃で良かった。得点もそうだし、ビルドアップに絡むというプレーが出来ていた。(岩尾)憲の性格は、あらゆるところに表れていたので、去年、あれだけたくさんのゲームをプレーした理由が分かる。そして(岩尾)憲は、アンカーとインサイドハーフの間ぐらいの役割を行う。そこに順応している。

Q:今日はビルドアップで湘南のプレスに苦しんでいたが、解決策というか、どのように修正していきたいか?
A:立ち上がりの20分間はうまくスペースを見つけながら、そこを使うことが出来ていたと思う。サイドからサイドへと、サイドチェンジをしながらプレーすることが必要だったが、途中で、それをやめてしまった。いつ、後ろから、しっかり繋いでいくのか、いつ、よりダイレクトに裏を狙うのか、というところは、今後の課題でもあると思う。

Q:前田選手が2試合続けて、早い時間帯で交代していたが、まだ、コンディションは100%ではなく、90分プレーすることは難しいのか?
A:体調不良で練習を不在にしていた期間が少し長かったので、そういった意味でフィジカル的に少し苦しんでいるところがある。今日の試合でも足を攣っていた。この代表ウイークで2週間公式戦がないというのは、我々にとって良い時期になると思う。直輝にとってもそうだし、トモ(大久保智明)のような、怪我から戻ってくる選手たちにとってもトレーニングが出来る時間であるし。我々、新しい指導者たちにとっても、選手たちのことを、よりよく知る期間になる。毎週、Jリーグについての知識は深めていっているつもりだ。

[最後に]
本日は、湘南さんに感謝したいと思う。たくさん来た湘南のファンと、浦和から来たファンで、本当に素晴らしい雰囲気の中で、皆さんが楽しめるゲームをプレー出来たと思う。

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J1第4節・湘南戦=監督コメント

今後のトレーニングは安定性の部分




《ペア マティアス ヘグモ監督》

立ち上がりの20分間は素晴らしかった。ビッグチャンスがたくさんあったが、そこでしっかりと点を取らないといけない。そのあと、プレスをかけないといけない場面で、受け身になってしまった時間帯があった。

ハーフタイムで2対1とリードされていたが、選手たちには『後半で3、4点取れるぞ』という話をした。(後半が始まって)直後に3対1とリードされたが、選手たちはしっかりと気質を見せて、追いつくところまで戦った。そして、ベンチスタートの選手たちも、ピッチに立って良い仕事をしてくれた。最後は5点目をとれそうな場面もあった。チアゴ(サンタナ)のチャンス、そして(佐藤)瑶大のチャンスがあった。

本日、選手たちが見せた気質、それは非常に大事なものだったと思う。今後、トレーニングしていかないといけないところは、安定性の部分だ。また、試合を通じて、よりプレスをかけることが出来ればと思う。

本日は、このような素晴らしいシュートを打てるようなチームと対戦して、負けなかったということが大事だったかなと思う。もちろん、相手のシュートは良かったが、失点することは、我々の望んでいるものではありません。本日、4得点をとって、開幕からアウェイゲームが3試合あったが、得点を重ねることは出来ている。

Q:中盤の選手の間をあまりにも縦パスが抜けていくことが多く、抜けた先でもつかまえられなかった。それでは守り切れないと思うが、その点をどのように見ているか?
A:その通りだ。自分たちがボールを持った時も、あまり繋がなくなって、ロングボールが増えてしまった。それで、相手チームにイニシアチブを渡すことになった。そして、プレスのところも、我々のディフェンスラインの前にスペースを空けてしまうような形になってしまった。そこで、よりバランスがとれるよう、後半は(岩尾)憲を投入した。フィジカル的な強さというのも、そこで上げようとした。そういう形で、中盤も経由しながら前に行く、という形と同時に、松尾(佑介)を前に入れることによって、よりダイレクトに背後のスペースを狙うことを思った。


Q:今日は、ベンチメンバーにセンターバックがいなかったが、早い時間でアクシデントがあったら、どんな対応をしていたのか?
A:オプションは3つあった。1つは(伊藤)敦樹。もう1つは(酒井)宏樹をセンターバックにして、(大畑)歩夢をサイドバックとして使う。何かがあったら、この2つを行う可能性がより高かったのだが、もう1つのオプションとして、(岩尾)憲をセンターバックとして起用するというのもあった。

Q:チームが立ち上がっているこの時期に、前半では興梠慎三選手、後半では岩尾 憲選手のような存在は、監督の中で、どのように力になっているのか?
A:(興梠)慎三は前半、良かったと思う。特に攻撃で良かった。得点もそうだし、ビルドアップに絡むというプレーが出来ていた。(岩尾)憲の性格は、あらゆるところに表れていたので、去年、あれだけたくさんのゲームをプレーした理由が分かる。そして(岩尾)憲は、アンカーとインサイドハーフの間ぐらいの役割を行う。そこに順応している。

Q:今日はビルドアップで湘南のプレスに苦しんでいたが、解決策というか、どのように修正していきたいか?
A:立ち上がりの20分間はうまくスペースを見つけながら、そこを使うことが出来ていたと思う。サイドからサイドへと、サイドチェンジをしながらプレーすることが必要だったが、途中で、それをやめてしまった。いつ、後ろから、しっかり繋いでいくのか、いつ、よりダイレクトに裏を狙うのか、というところは、今後の課題でもあると思う。

Q:前田選手が2試合続けて、早い時間帯で交代していたが、まだ、コンディションは100%ではなく、90分プレーすることは難しいのか?
A:体調不良で練習を不在にしていた期間が少し長かったので、そういった意味でフィジカル的に少し苦しんでいるところがある。今日の試合でも足を攣っていた。この代表ウイークで2週間公式戦がないというのは、我々にとって良い時期になると思う。直輝にとってもそうだし、トモ(大久保智明)のような、怪我から戻ってくる選手たちにとってもトレーニングが出来る時間であるし。我々、新しい指導者たちにとっても、選手たちのことを、よりよく知る期間になる。毎週、Jリーグについての知識は深めていっているつもりだ。

[最後に]
本日は、湘南さんに感謝したいと思う。たくさん来た湘南のファンと、浦和から来たファンで、本当に素晴らしい雰囲気の中で、皆さんが楽しめるゲームをプレー出来たと思う。

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