塩越柚歩「久しぶりに攣った。最後まで、みんな走って戦った」

《塩越柚歩》

結構、メンタル的にもしんどい展開で、相手が力があるチームと分かっているからこそ、2点じゃ安心できなかったし、最後まで、みんな走って戦った結果、勝利につなげられたかなと思う。久しぶりに攣った（苦笑）。

（ポジションは）みんな、2、3個ぐらいは出来るんじゃないかなという感じ。誰かが負傷したりしても、そこを埋められるし、そこはレッズの強みだし、レッズレディースらしさというか、良さだなと思う。

（後半、相手に試合を握られても勝てるのは）気持ちはやっぱり強かったかなと思う。最後、1個、寄せられるとか、身体を当てられるとか。やらせないという気持ちが、1人1人強くて、守備陣がすごく頑張ってくれて、さっこさん（池田咲紀子）もすごくセーブしてくれたし、良い状態で打たせないとか、そういうところが、ここ数試合で徹底された、プラス気持ちの部分が大きかったかな、と思う。

（途中出場で）入ってきた選手も、自分の役割をちゃんとやってくれる。（岡村）來佳も、ここ数試合出て、こんなにやってくれるんだ！と自分たちも思ったし、入ったばかりだけど、ちゃんと、そういうメンタルが備わっているなと感じる。試合の入りとかも、センターバックだし、難しいだろうなと思うのに、途中で入っても、すごくしっかりやってくれるので、若い選手にもすごく安心感がある。みんなが、ちゃんと自分のやるべきことをやってくれているなという感じがする。

（自身も知っている途中出場の難しさは）本当に難しくて。試合の入りをちょっとミスると、なかなか自分のペースを掴めなかったりするけれど、（岡村）來佳には、それが全然なくて、この間のデビュー戦とかもそうだが、自信を持って入れるのはすごいなと思って。やってくれたなという感じがする。