「試合前の拍手に愛情を感じた」

《リカルド・ロドリゲス監督》

福岡は守備が堅く、5−4−1でコンパクトに守ってくると予想していた。そのことが実際に置き、リーグ戦ではDFが屈強なチーム。簡単なゲームではなかった。
どう先制するかを考えた。首尾よく先制できたが、その後に失点してしまった。失点するまでは相手にチャンスを与えず、狙いであるカウンターを防ぎ、自陣のペナルティエリアには近づけさせなかった。
ひとつのクロスから合わせられてしまった。勝ちたかった試合。勝点3を取って、少しでも順位を上げたかった。防げた失点だった。

Q:前半はアグレッシブさに欠けていた印象でした。リスクを背負うこととボールを保持することのバランスをどう考えていたか。
A:前半、全部が足元にはいるパスばかりだったので、選手にはスペースを狙っていこうと伝えた。もっと縦に速くいくように指示をだした。
福岡はカウンターというよりも、どちらかというと押し込んでクロスからチャンスを作る。攻めているときにリスクを考えず、いかに崩すかを考えた。決定的な場面は小泉のシーンだけだった。

Q:きょうの結果で15引き分けとなりました。これは鳥栖と同じくリーグ最多タイでした。勝ち切れない点でどうしたところが足りなかった。
A:チームを形成する構築する時間が違ったと考える。プロセスが違っている。
(川崎のような)タイトル争いをするうえで、年月をかけ、スタイルを構築してきた。その違いはある。
選手のプロファイルをするうえで、チームを構築するうえで、どのようなスタイルにするのか、どのような選手があっているのかを始めなければならない。
構築するうえで、うまいか下手ではなく、適切しているかどうかでメンバー構成を考えた。
いまいる選手が悪いというわけではないが、うまく見つけていけたのか。タイトルを取る横浜FM、川崎との差。プロセスが最大の違い。

当然、私にも責任がある。徳島時代、うまくいかなかったとき、みんなでひとつになって、どのように解決するか、どうプロセスを変えていくか、このことが大事。構築したことを3、4年目となり、形になるものと考えている。

プレシーズン前、FWが木原だけだったが、これで優勝を掲げるうえで現実的だったのかどうか、そうとはいえない。

良い選手はいるが、適切だったかどうか、プロセス、時間が足りなかった。

Q:浦和での公式戦最後の試合。いつもと違う感情などありましたかで。
A:いつもと違った感情だった。
試合前、いつも拍手をうけるが、きょうはまたひとつ大きな拍手をうけた。うれしく思い、ファン・サポーターの愛情を感じた。点を入った瞬間など喜びのときはあったが、それだけに勝ちたかった。
試合後、スタジアムを一周した際、さまざまな人から声をかけて、なかには泣きながら声をかけてくれる人もいた。
本当に感謝している。わたしは、やれることは最大限できた。よりよくできたと思うが、バランスを考えれば、やれることはできた。
浦和を去るとなり、ファン・サポーターの愛情を感じさせてくれ嬉しかった。


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J1第34節・福岡戦=監督コメント

「試合前の拍手に愛情を感じた」

《リカルド・ロドリゲス監督》

福岡は守備が堅く、5−4−1でコンパクトに守ってくると予想していた。そのことが実際に置き、リーグ戦ではDFが屈強なチーム。簡単なゲームではなかった。
どう先制するかを考えた。首尾よく先制できたが、その後に失点してしまった。失点するまでは相手にチャンスを与えず、狙いであるカウンターを防ぎ、自陣のペナルティエリアには近づけさせなかった。
ひとつのクロスから合わせられてしまった。勝ちたかった試合。勝点3を取って、少しでも順位を上げたかった。防げた失点だった。

Q:前半はアグレッシブさに欠けていた印象でした。リスクを背負うこととボールを保持することのバランスをどう考えていたか。
A:前半、全部が足元にはいるパスばかりだったので、選手にはスペースを狙っていこうと伝えた。もっと縦に速くいくように指示をだした。
福岡はカウンターというよりも、どちらかというと押し込んでクロスからチャンスを作る。攻めているときにリスクを考えず、いかに崩すかを考えた。決定的な場面は小泉のシーンだけだった。

Q:きょうの結果で15引き分けとなりました。これは鳥栖と同じくリーグ最多タイでした。勝ち切れない点でどうしたところが足りなかった。
A:チームを形成する構築する時間が違ったと考える。プロセスが違っている。
(川崎のような)タイトル争いをするうえで、年月をかけ、スタイルを構築してきた。その違いはある。
選手のプロファイルをするうえで、チームを構築するうえで、どのようなスタイルにするのか、どのような選手があっているのかを始めなければならない。
構築するうえで、うまいか下手ではなく、適切しているかどうかでメンバー構成を考えた。
いまいる選手が悪いというわけではないが、うまく見つけていけたのか。タイトルを取る横浜FM、川崎との差。プロセスが最大の違い。

当然、私にも責任がある。徳島時代、うまくいかなかったとき、みんなでひとつになって、どのように解決するか、どうプロセスを変えていくか、このことが大事。構築したことを3、4年目となり、形になるものと考えている。

プレシーズン前、FWが木原だけだったが、これで優勝を掲げるうえで現実的だったのかどうか、そうとはいえない。

良い選手はいるが、適切だったかどうか、プロセス、時間が足りなかった。

Q:浦和での公式戦最後の試合。いつもと違う感情などありましたかで。
A:いつもと違った感情だった。
試合前、いつも拍手をうけるが、きょうはまたひとつ大きな拍手をうけた。うれしく思い、ファン・サポーターの愛情を感じた。点を入った瞬間など喜びのときはあったが、それだけに勝ちたかった。
試合後、スタジアムを一周した際、さまざまな人から声をかけて、なかには泣きながら声をかけてくれる人もいた。
本当に感謝している。わたしは、やれることは最大限できた。よりよくできたと思うが、バランスを考えれば、やれることはできた。
浦和を去るとなり、ファン・サポーターの愛情を感じさせてくれ嬉しかった。


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