(石田達也)

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試合レポート|J1第30節・G大阪戦=見どころ|レッズプレス!!

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J1第30節・G大阪戦=見どころ

一戦必勝

平日水曜日のナイターゲームに、約4万5000人ものファン・サポーターが足を運んだAFCチャンピオンズリーグ準決勝第2戦・上海上港戦では、12分、柏木陽介のCKをラファエル・シルバが合わせ先制をすると、虎の子の1点を最後まで守り切った浦和レッズが1−0で勝利。2試合トータルで2−1として、10年ぶりとなる決勝戦の舞台に駒を進めた。

しかし、リーグ戦では7位と思うような結果を残せていない浦和だが、この勢いを中3日で行われるガンバ大阪戦に持ち込みたい。

GK西川周作は言う。
「(上海上港戦は)集中して戦うことができた。リーグ戦での優勝がなくなり、ACLに勝ち上がるためにも、来季のACL出場権を獲得するためにもモチベーションは高い。気の抜けたプレーはやっていけない」

一方、対戦相手のガンバ大阪も11勝7分11敗と調子に乗れず10位に沈んでいる。

直近の5試合では1分4敗と勝ち星から見放され、前節のアルビレックス新潟との一戦では67分に左サイドから上げられたクロスのこぼれ球を小川佳純に押し込まれると、それが決勝点となった。16試合勝利がなく、最下位に沈む新潟にホームでまさかの黒星を喫した。

この試合でも、DFラインの裏を簡単に攻略され、GK東口順昭の活躍がなければ複数失点になっていてもおかしくはなかった。ファビオや金正也、オ・ジェソクなど負傷離脱の影響も出ていることも確かだ。

とはいえ、“ナショナルダービー”と呼ばれてきた一戦だ。浦和戦になればG大阪のモチベーションが高くなることは間違いないことだろう。

中盤には遠藤保仁や井手口陽介、倉田秋などテクニックと想像力を兼ね合わせた質の高い選手がボールを動かし、スキを突いてくる。

そして2トップには長沢駿やファン・ウィジョという、長身で馬力のある選手がゴールを狙っている。

堀孝史監督は「G大阪とは非常に激しいゲームになることが多い。逆に危険な一面もある。いつもと同じように1試合1試合、相手の調子よりも自分たちがやるべきことをやるだけ」と口にする。

浦和としては連戦となるが、タフに戦い、最後までハードワークを徹することがベースとなる。

攻撃では最終ラインの裏を取ることを強調したプレーを展開して着実にゴールに近づき、GK東口の守るゴールマウスをこじ開けたい。

また、G大阪の攻撃パターンでもあるクロス攻撃を避けるために、それぞれのマークをはっきりさせたい。

青木拓矢は「コンパクトにできていればやられる気配はない。コンパクトになることを意識して、守備面での行き方ややり方があるのでバランスを取りたい」と話した。

ACL出場圏内に這い上がるためにも最後まで望みを捨てていけない。奇跡は起きるものではなく、自分たちで起こすものだ。“一戦必勝”で臨みたい。

(石田達也)

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