熱戦は結局4-4で終了!

この日の引退試合のキーワードは“同窓会”だ。現役時代にともに戦った、ライバルとして鎬(そのぎ)を削った、そんな懐かしい面々が顔をそろえたなか、鈴木啓太引退試合『REDS LEGENDS × BLUE FRIENDS』が、7月17日(月・祝)午後5時からホーム埼玉スタジアム2○○2で開催された。試合前には、きょうの参加選手、スタッフ全員による記念撮影が行われた。

*REDS LEGENDS(以下:REDS)、BLUE FRIENDS(以下:BLUE)

○ BLUEチームで先発した鈴木啓太。左腕にキャプテンマークを巻いてボランチのポジションにつく。ファーストシュートはBLUEの巻誠一郎。クロスをヘディングで狙うが惜しくも外れる。

○ 5分、ゴール前でサイドチェンジを繰り返し、最後は吉澤代志也が右足を振るが、ボール1つ分だけそれる。

○7分、この日の主役である鈴木啓太がミドルを放つ。

○10分、岡野雅行が10メートルダッシュするも息がもたず……。

○13分、中村俊輔からのスルーパスを受けた鈴木啓太が1対1の状況でシュートを狙う。これは外してしい、スタンドからはブーイング。1分後のシュートはGK正面となった。

○16分、フォワードのポジションに位置していた鈴木啓太がフェイントを入れ、ドリブルをすると右足を振り抜き先制した。

○19分、CKを直接ボレーシュートする鈴木啓太。ボールは枠を大きく越えてスタンドに飛び込み両手を上げるが、サポーターからは大きな拍手が起こる。

○22分、マリッチのクロスに宮沢克行が頭で合わせるが、わずかに外れる。

○26分、BLUEはフリーキックのチャンスを得る。中村俊輔が囮となり蹴ったのは鈴木啓太。しかし壁に跳ね返された。

○30分、追加点はBLUE。鈴木啓太が打ったシュートの跳ね返りを、自ら右足で合わせる。

○REDSもゴール前に迫りシュートを放つが、山岸範宏のセーブに再三あってしまう。

○38分、REDSはコーナーキックのチャンスを得るがこれもモノにできない。続く福田正博のシュートもキャッチされた。

○42分、ペナルティーエリアでフリーの福田正博にボールが渡るも、決められず。

○43分、中村俊輔のパスを受けると鈴木啓太はGKの動きを確認。冷静に交わしてシュートをゴールに流し込む。

○ オーロラビジョンには宇賀神友弥の姿が映し出される。記者席には高木俊幸や関根貴大の姿もあった。

○45分、前線の福田にパスが通り、GKと1対1のシーンとなるが、シュートはキーパーの足に当たってしまいブーイングが飛んだ。

○前半は鈴木啓太がプレーしたBLUEが3-0でリードする展開となった。





後半になると鈴木啓太はREDSチームでプレー。スタンドからは「ケイタ!」コールが響く。

○ 49分、小野伸二の大きなサイドチェンジに沸くなか、鈴木啓太のクロスをワシントンが左足で合わせるゴールマウスを捉えられず。

○52分、浦和レッズの平川忠亮が右サイド深くに侵入。中央に折り返しのパスを入れるが飛び込んだワシントン、田中マルクス闘莉王には惜しくも合わず。

○57分、ワシントンのポストプレーからポンテがドリブルで進みシュートを打つが、これは惜しくもクロスバーに跳ね返された。するとその2分後、中央をドリブルで突破。右足で流し込み、まず1点を返す。

○62分、ワシントンがセンターラインからのロングシュートを見せる。

○64分、ポンテ、ワシントン、アレックスとつながり、最後はワシントンが決める。

○65分、坪井慶介が果敢なオーバーラップを見せるとクロスを上げ切る。背番号2のプレーに会場も沸いた。

○68分、カウンターから鈴木啓太がシュートを放つと、そのこぼれ球をポンテが決める。

○70分、交代の合図に“なぜだ?”とふざけて両手を上げる闘莉王はここでベンチに引き上げる。

○71分、ポンテのふわりとしたクロスをワシントンが押し込み逆転。スコアを4-3とする。

○76分、右サイドのクロスにマリッチが飛び込むが、惜しくも枠を捉えきれず。

○79分、マリッチがボールをキープするが味方の上がりが遅く、中央で動きを止め待つ場面も。

○82分、永井雄一郎が長い距離をドリブルで駆け上がり、会場も沸いた。

○85分、右サイドからのクロスを鈴木啓太が頭で合わせるがGKがキャッチ。

○86分には、山口智のシュートを坪井慶介が顔面ブロック。しかしその後、ファールでPKを与えてしまったのはご愛嬌。そこでPKのために岡野がピッチへ。ワシントンが肩を組み何やら指示を与えプレッシャーをかけるが、これを見事に決めると両手を広げ岡田武志監督の元に駆け寄った。日本がワールドカップ出場を決めた“ジョホールバルの歓喜”のような風景だった。

○ここでタイムアップ4−4のドローで試合は終了した。

○ゲストの犬飼基昭氏から鈴木啓太さんが花束を受け取る。

○鈴木啓太は最後にピッチを一周するとスタンドに入り、サポーターと一緒に「We Are Diamonds」を熱唱した。


大会/鈴木啓太引退試合 REDS LEGENDS × BLUE FRIENDS
日時/7月17日(月・祝)17:05キックオフ
会場/埼玉スタジアム2○○2
結果/4−4(3−0)引き分け
観客動員数/2万5756人

REDS LEGENDS

《先発》
GK:安藤智安(16分→岩舘直)(HT→都築龍太)
DF:室井市衛(HT→坪井慶介)・堀之内聖(HT→田中マルクス闘莉王)(70分→堀之内聖)・内舘秀樹(HT→ネネ)
MF:西澤代志也(16分→宮沢克行)(HT→小野伸二)(57分→内舘秀樹)・阿部敏之(HT→鈴木啓太)、岡野雅行(33分→田畑昭宏)(HT→平川忠亮)(74分→マリッチ)・土橋正樹(HT→アレックス)
FW:エスクデロ 競飛王(29分→小池純輝)(HT→ポンテ)・マリッチ(29分→千島徹)(HT→永井雄一郎)・福田正博(HT→ワシントン)

SUB:南祐三・小島秀仁

《得点》
59分:ポンテ
64分:ワシントン
68分:ポンテ
71分:ワシントン


BLUE LEGENDS

《先発》
GK:山岸範宏(HT→福島春樹)
DF:阿部勇樹(HT→田畑昭宏)(57分→宮沢克行)・細貝萌(HT→山口智)・岩政大樹(87分→岡野雅行)
MF:駒野友一(31分→酒井友之)(72分→松井大輔)・鈴木啓太(HT→福西崇史)・松井大輔(HT→相馬崇人)・橋本英郎(HT→佐藤勇人)・中村俊輔(HT→太田吉彰)
FW:山瀬功治(31分→羽生直剛)(84分→阿部勇樹)・巻誠一郎(HT→矢野貴章)

SUB: 村井慎二・石川直宏

《得点》
16分:鈴木啓太
30分:巻誠一郎
43分:鈴木啓太
88分:岡野雅行

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鈴木啓太引退試合=試合ダイジェスト

熱戦は結局4-4で終了!

この日の引退試合のキーワードは“同窓会”だ。現役時代にともに戦った、ライバルとして鎬(そのぎ)を削った、そんな懐かしい面々が顔をそろえたなか、鈴木啓太引退試合『REDS LEGENDS × BLUE FRIENDS』が、7月17日(月・祝)午後5時からホーム埼玉スタジアム2○○2で開催された。試合前には、きょうの参加選手、スタッフ全員による記念撮影が行われた。

*REDS LEGENDS(以下:REDS)、BLUE FRIENDS(以下:BLUE)

○ BLUEチームで先発した鈴木啓太。左腕にキャプテンマークを巻いてボランチのポジションにつく。ファーストシュートはBLUEの巻誠一郎。クロスをヘディングで狙うが惜しくも外れる。

○ 5分、ゴール前でサイドチェンジを繰り返し、最後は吉澤代志也が右足を振るが、ボール1つ分だけそれる。

○7分、この日の主役である鈴木啓太がミドルを放つ。

○10分、岡野雅行が10メートルダッシュするも息がもたず……。

○13分、中村俊輔からのスルーパスを受けた鈴木啓太が1対1の状況でシュートを狙う。これは外してしい、スタンドからはブーイング。1分後のシュートはGK正面となった。

○16分、フォワードのポジションに位置していた鈴木啓太がフェイントを入れ、ドリブルをすると右足を振り抜き先制した。

○19分、CKを直接ボレーシュートする鈴木啓太。ボールは枠を大きく越えてスタンドに飛び込み両手を上げるが、サポーターからは大きな拍手が起こる。

○22分、マリッチのクロスに宮沢克行が頭で合わせるが、わずかに外れる。

○26分、BLUEはフリーキックのチャンスを得る。中村俊輔が囮となり蹴ったのは鈴木啓太。しかし壁に跳ね返された。

○30分、追加点はBLUE。鈴木啓太が打ったシュートの跳ね返りを、自ら右足で合わせる。

○REDSもゴール前に迫りシュートを放つが、山岸範宏のセーブに再三あってしまう。

○38分、REDSはコーナーキックのチャンスを得るがこれもモノにできない。続く福田正博のシュートもキャッチされた。

○42分、ペナルティーエリアでフリーの福田正博にボールが渡るも、決められず。

○43分、中村俊輔のパスを受けると鈴木啓太はGKの動きを確認。冷静に交わしてシュートをゴールに流し込む。

○ オーロラビジョンには宇賀神友弥の姿が映し出される。記者席には高木俊幸や関根貴大の姿もあった。

○45分、前線の福田にパスが通り、GKと1対1のシーンとなるが、シュートはキーパーの足に当たってしまいブーイングが飛んだ。

○前半は鈴木啓太がプレーしたBLUEが3-0でリードする展開となった。





後半になると鈴木啓太はREDSチームでプレー。スタンドからは「ケイタ!」コールが響く。

○ 49分、小野伸二の大きなサイドチェンジに沸くなか、鈴木啓太のクロスをワシントンが左足で合わせるゴールマウスを捉えられず。

○52分、浦和レッズの平川忠亮が右サイド深くに侵入。中央に折り返しのパスを入れるが飛び込んだワシントン、田中マルクス闘莉王には惜しくも合わず。

○57分、ワシントンのポストプレーからポンテがドリブルで進みシュートを打つが、これは惜しくもクロスバーに跳ね返された。するとその2分後、中央をドリブルで突破。右足で流し込み、まず1点を返す。

○62分、ワシントンがセンターラインからのロングシュートを見せる。

○64分、ポンテ、ワシントン、アレックスとつながり、最後はワシントンが決める。

○65分、坪井慶介が果敢なオーバーラップを見せるとクロスを上げ切る。背番号2のプレーに会場も沸いた。

○68分、カウンターから鈴木啓太がシュートを放つと、そのこぼれ球をポンテが決める。

○70分、交代の合図に“なぜだ?”とふざけて両手を上げる闘莉王はここでベンチに引き上げる。

○71分、ポンテのふわりとしたクロスをワシントンが押し込み逆転。スコアを4-3とする。

○76分、右サイドのクロスにマリッチが飛び込むが、惜しくも枠を捉えきれず。

○79分、マリッチがボールをキープするが味方の上がりが遅く、中央で動きを止め待つ場面も。

○82分、永井雄一郎が長い距離をドリブルで駆け上がり、会場も沸いた。

○85分、右サイドからのクロスを鈴木啓太が頭で合わせるがGKがキャッチ。

○86分には、山口智のシュートを坪井慶介が顔面ブロック。しかしその後、ファールでPKを与えてしまったのはご愛嬌。そこでPKのために岡野がピッチへ。ワシントンが肩を組み何やら指示を与えプレッシャーをかけるが、これを見事に決めると両手を広げ岡田武志監督の元に駆け寄った。日本がワールドカップ出場を決めた“ジョホールバルの歓喜”のような風景だった。

○ここでタイムアップ4−4のドローで試合は終了した。

○ゲストの犬飼基昭氏から鈴木啓太さんが花束を受け取る。

○鈴木啓太は最後にピッチを一周するとスタンドに入り、サポーターと一緒に「We Are Diamonds」を熱唱した。


大会/鈴木啓太引退試合 REDS LEGENDS × BLUE FRIENDS
日時/7月17日(月・祝)17:05キックオフ
会場/埼玉スタジアム2○○2
結果/4−4(3−0)引き分け
観客動員数/2万5756人

REDS LEGENDS

《先発》
GK:安藤智安(16分→岩舘直)(HT→都築龍太)
DF:室井市衛(HT→坪井慶介)・堀之内聖(HT→田中マルクス闘莉王)(70分→堀之内聖)・内舘秀樹(HT→ネネ)
MF:西澤代志也(16分→宮沢克行)(HT→小野伸二)(57分→内舘秀樹)・阿部敏之(HT→鈴木啓太)、岡野雅行(33分→田畑昭宏)(HT→平川忠亮)(74分→マリッチ)・土橋正樹(HT→アレックス)
FW:エスクデロ 競飛王(29分→小池純輝)(HT→ポンテ)・マリッチ(29分→千島徹)(HT→永井雄一郎)・福田正博(HT→ワシントン)

SUB:南祐三・小島秀仁

《得点》
59分:ポンテ
64分:ワシントン
68分:ポンテ
71分:ワシントン


BLUE LEGENDS

《先発》
GK:山岸範宏(HT→福島春樹)
DF:阿部勇樹(HT→田畑昭宏)(57分→宮沢克行)・細貝萌(HT→山口智)・岩政大樹(87分→岡野雅行)
MF:駒野友一(31分→酒井友之)(72分→松井大輔)・鈴木啓太(HT→福西崇史)・松井大輔(HT→相馬崇人)・橋本英郎(HT→佐藤勇人)・中村俊輔(HT→太田吉彰)
FW:山瀬功治(31分→羽生直剛)(84分→阿部勇樹)・巻誠一郎(HT→矢野貴章)

SUB: 村井慎二・石川直宏

《得点》
16分:鈴木啓太
30分:巻誠一郎
43分:鈴木啓太
88分:岡野雅行

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