試合レポート｜天皇杯3回戦・熊本戦=前日会見｜レッズプレス!!

天皇杯3回戦・熊本戦=前日会見

逃げずに戦う。そういった姿勢をあすの試合で見せてほしい

《ミハイロペトロヴィッチ監督》
カップ戦ということで回を増すごとにサプライズが起こっている。J1の4チームが敗退した。あすの熊本戦は簡単ではない。ただ勝つために戦いたい。

（新潟戦に勝ち、あすの心境は？）仙台、甲府、FC東京、札幌がやられたが、誰かが死んだとは聞いていない。残った大会で頑張っている。新潟に勝利した前後もチームへの思いは常に同じ。川崎F戦も同じだった。失点を修正しなければいけない。常に試合に向かっていく気持ち、チームへの思いは同じである。

（中2日で迎えるが？）この日の14人はいい練習を積んでいる。自信を持ってプレーをするだけ。ピッチに立っていた天野コーチはプレーをしないと思うが、いいプレーを見せれば登録するかもしれない（笑）。公式戦でプレシャーもあり、若い選手が多くプレーをすると思うが、浦和の選手ならば勝たなければならない。勝つことで彼らの成長につながる。負けることは恐れてはいない、負けるとも思っていない、強い気持ちで戦い勝つだけである。私はどんな状況でも自分の仕事、チームをいい方向に導いてきた。置かれている状況をポジティブに考えている、それで好転する。サッカーの世界では常に去る選手、監督、加入する選手、監督がいる。その世界の中で生きている。悲観的に考えていない。

（ブレイクスルーのため、あすの試合に出る選手に期待をしたいことは？）普段やっていることに勇気を持って、楽しんでプレーをすること。例えば駒井は故障がある中で勇気を持ってプレーをしてくれた。どんな状況でも普段のプレーを心掛け、怖がってプレーをするのが一番良くはない。関根、駒井という、勇気のある選手が自分のプレーをしてくれた。それは選手にとって必要な要素。経験を積み重ねてほしい。例えば私が戦（いくさ）に行くならば、関根や駒井と一緒に戦いに行きたい。逃げずに戦う。そういった姿勢をあすの試合で見せてほしい。厳しい時こそ、その人の質が分かる。勝負は、勝つこと、負けることがある、自分の持っていることを出すことが重要だ。あすの試合は負けません。

（石田達也）

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