もう少し長く皆さんと仕事をしたい

《ミハイロ ペトロヴィッチ監督》
川崎Fはいま、非常に状態がいい。チームとしてやりたいことが機能している。それに加えて運動量、球際がかみ合っていいゲームをしている。反対に浦和はいいゲームができていない。広島に勝利をしたが、手放しで喜べる状態ではない。規律、アグレッシブさがいい時に比べると足りない。川崎Fに対して勝利を掴みとるためにはそこを改善しなければいけない。

(この日の練習では4バックにしたが)われわれは基本的にやることは変わらない。(失点が多い理由は)それが分かったら失点はしない。理由を作り回答するのであれ、ば2時間は語ることができる。分かっていれば失点を繰り返すことはない。

例えば、試合数が多く選手の疲労が濃く集中力が落ちているのは上げられる。湿度、気温が高い中で集中力を保つのも難しい。きのう、ミーティングをした中で失点シーンを見たが、話して、意見も言った。広島の勝利はこの状況を抜け出す光だと思う。失点に関しては監督の責任。しかしリーグで最も多く得点を取っているチームでもあるが、きのうの話し合いは公の場で話すことではない。

(宇賀神選手が戻ってきたが?)長く離れていて、ようやく戻ってきた。あす、チームの力になれるのか、なれないのか、100%決め切れていない。駒井に関しても良い状態ではない。次に、出るか、出ないか、見極めは難しい。

(長年、一緒に仕事をしてきた広島の森保監督が退任となったが?)監督業という括り(くくり)でライバルであり同僚。ともに戦う仲間であり寂しい思いがある。当時、監督とコーチの間でともに戦った。3回もタイトルを獲った素晴らしい指導者でもある。この状況になったのは心が痛い。今の彼の気持ち、悔しさを察することができる。

初めて監督をしたチームを辞めること、そのつらい気持ちは理解ができる。監督業は非常に入れ替わりが激しい仕事。強くなければいけない、強くあってほしい。あすは我が身を心配しなければいけない(笑)。が、監督は死なない限りすることはできる。神様が与えた休養の時間かもしれない。監督業は神経をすり減らし健康を害する仕事であり、少し休むことも悪い選択ではないと思う。逆に広島に敗れていたらわれわれのクラブはどうリアクションを起こしていたか分からない(笑)。もう少し長く皆さんと仕事をしたい。

<(石田達也)

[記事リンク]2017年シーズン浦和レッズ試合情報まとめ
[記事リンク]2016年シーズン浦和レッズ試合情報まとめ
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試合レポート|J1第13節・川崎F戦=前日会見|レッズプレス!!

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J1第13節・川崎F戦=前日会見

もう少し長く皆さんと仕事をしたい


《ミハイロ ペトロヴィッチ監督》
川崎Fはいま、非常に状態がいい。チームとしてやりたいことが機能している。それに加えて運動量、球際がかみ合っていいゲームをしている。反対に浦和はいいゲームができていない。広島に勝利をしたが、手放しで喜べる状態ではない。規律、アグレッシブさがいい時に比べると足りない。川崎Fに対して勝利を掴みとるためにはそこを改善しなければいけない。

(この日の練習では4バックにしたが)われわれは基本的にやることは変わらない。(失点が多い理由は)それが分かったら失点はしない。理由を作り回答するのであれ、ば2時間は語ることができる。分かっていれば失点を繰り返すことはない。

例えば、試合数が多く選手の疲労が濃く集中力が落ちているのは上げられる。湿度、気温が高い中で集中力を保つのも難しい。きのう、ミーティングをした中で失点シーンを見たが、話して、意見も言った。広島の勝利はこの状況を抜け出す光だと思う。失点に関しては監督の責任。しかしリーグで最も多く得点を取っているチームでもあるが、きのうの話し合いは公の場で話すことではない。

(宇賀神選手が戻ってきたが?)長く離れていて、ようやく戻ってきた。あす、チームの力になれるのか、なれないのか、100%決め切れていない。駒井に関しても良い状態ではない。次に、出るか、出ないか、見極めは難しい。

(長年、一緒に仕事をしてきた広島の森保監督が退任となったが?)監督業という括り(くくり)でライバルであり同僚。ともに戦う仲間であり寂しい思いがある。当時、監督とコーチの間でともに戦った。3回もタイトルを獲った素晴らしい指導者でもある。この状況になったのは心が痛い。今の彼の気持ち、悔しさを察することができる。

初めて監督をしたチームを辞めること、そのつらい気持ちは理解ができる。監督業は非常に入れ替わりが激しい仕事。強くなければいけない、強くあってほしい。あすは我が身を心配しなければいけない(笑)。が、監督は死なない限りすることはできる。神様が与えた休養の時間かもしれない。監督業は神経をすり減らし健康を害する仕事であり、少し休むことも悪い選択ではないと思う。逆に広島に敗れていたらわれわれのクラブはどうリアクションを起こしていたか分からない(笑)。もう少し長く皆さんと仕事をしたい。

<(石田達也)

[記事リンク]2017年シーズン浦和レッズ試合情報まとめ
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