試合レポート｜ACLラウンド16第1戦・済州戦=監督コメント｜レッズプレス!!

ACLラウンド16第1戦・済州戦=監督コメント

《ミハイロペトロヴィッチ監督》
非常に白熱した素晴らしいゲームだったと思う。われわれレッズも敗れはしたが非常に際どい試合だった。試合前に相手の強さであるカウンター攻撃だけは気をつけないといけないという話をして試合に入ったが、残念ながら前半はボールの失い方が悪いなかでカウンターを受けて失点してしまうという非常に悪い立ち上がりだった。それ以外にも自分たちの攻撃においてボールの失い方が悪くて、相手の強さであるカウンターで危険なシーンを3回ぐらい作られてしまった。試合前に注意していた点で残念ながら相手の強さを出させてしまうような展開だった。ただ、常にカウンターのリスクを負いながらの展開ではあったが、前半はわれわれも3回ぐらい得点してもおかしくないような良いシーンがあった。

後半はわれわれがしっかりと主導権を握りながら相手にほぼカウンターのチャンスも与えることなく、得点になってもおかしくないようなチャンスをいくつも作れていたが、残念ながらそれを決めきれない展開のなかで最後、アディショナルタイムに入ってからカウンターで2点目を取られてしまった。もちろんわれわれにとっては2失点目は痛い失点だった。

今日の第1戦で敗れたことで第2戦は厳しい試合になると思うが、今日の試合で私が感じたことは、われわれにはホームで勝利して勝ち上がるだけの実力はあると信じている。

（2-0で敗れたが、第2戦向けての準備について）まず浦和は非常に大きいクラブだ。何か恐れる気持ちを持っていたらわれわれは次に進むのは難しいと思う。今日のゲームはなかなかいつもどおりではないプレーだった選手が3人、4人ぐらいいたと思うが、そのなかでも最後まで拮抗した試合をすることができた。今日から次の試合までの私の準備というのは、いかに選手たちにしっかりと気持ちを切り替えさせて笑顔で楽しんでサッカーをやる気持ちを持たせてあげたい。

2-0という敗戦は非常に痛いが、浦和はホームでも強さを発揮するチームであり、われわれは今シーズン、6点、7点を取って勝利したゲームもある。そういう爆発的な攻撃力があるチームだ。来週の試合までにしっかりとした準備をして臨みたい。来週の水曜日のゲームは今シーズン最後のゲームだというような気持ちで入りしたい。それだけの覚悟と強い気持ちを持った試合にしたいし、その準備をしたい。
（サッカー専門新聞『エルゴラッソ』菊地正典記者）

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