《柏木陽介》
(年間勝点1位について)うれしい。ただ勝って終わりたかった。それだけだ。(他会場の結果は後半)アディショナルタイムに入ってすぐ知った。(自分たちも)同点のまま、逆転は難しい時間帯なのかなと思ってプレーを切り替えたが、それまでは負けていると思っているから一生懸命やっていた。(ベンチの)みんなも知っていたんだったら、早く教えてくれたならば、もう少し気持ち良くプレーできたのに。ベンチのみんなは楽しく見ていたと思う。攻め急いで点を取られたらどうするんだ、というのがあるので、それは伝えるべきだろうと、ムッと来たが。前半の結果を監督からも聞いているし、監督も教えてくれなくちゃね。

(他会場の結果も関わった試合だが)自分たちは勝つだけだと思っていたので、ゼロで試合が進んだら点を取れる自信もあった。そこはあまり気にせず、攻め急がないことを心掛けて戦った。ただマリノスがあそこまで守備を固めてくるとは思わなかった。ある程度前から来るかと思ったらそうではなく、やりにくさはあったが、ボールを取られた後の切り替えもできていたし、そのプレーがあったから、きょうは行けるのではないか、という自信になった。

(得点場面は)武藤が引いた分、自分が前に出て、どこかでリスクを負わないとゴールはできないと思っているから、その中で関根とスイッチして。関根はチュンくん(李忠成)とワンツーだったが、ファーストタッチが決まったので、関根だったら取りあえずコースを狙わず、バンッというシュートを打つなと思って、こぼれ球を狙った。狙っていた分、相手よりも出足が早かった。自分の中で決めたい気持ちがあったから、あそこまで行けたのかな?

一度、槙野とお見合いみたいになったことも、シュートを無理に打ってカウンターになることが嫌だった場面もあって、ああいうところに優しさが出ちゃう自分もいるなと思うから、思い切って自分が打つという気持ちを持ってプレーすることも大事かな。

(J1最多勝点74を)更新したかった。ただ、ACLをやりながらルヴァンカップも決勝まで行き、たくさんの試合をした中でこういう結果を残せた。今季はどの選手が出ても絶対に安定した活躍をして、途中から出てきた選手がゴールを決めてくれる。そういうところに(強さが)あると思う。だから、いつも出ているメンバーがどうこうというよりも、スタメンだったりスタメンじゃなかったりする選手や、途中から入ってくる選手たちがいたからこそとか、また、メンバーに入らなくても頑張ってくれる選手のおかげだと思う。日々、みんながいて、みんなが良いプレーをするから良い練習ができて、良い試合になってきたと思っている。

ずっと出ている選手が取り上げられるのではなくて、試合に出ていなくてメンバーにも入らないベテラン選手たちの練習に向かう姿勢も、年間勝点1位につながった。僕らは試合に出してもらっている。本当にそういう選手に感謝の気持ちを持って「ありがとう」と言いたい。

サポーターの方は「ここまで長かったな」と思っているかもしれない。ここまで取れそうで取れなかった。悔しい思いをしてきた分、俺らもそうだが、サポーターもうれしいのかな? 本当にギリギリのところで逃した時が多かったから、本当にみんなで1つになって喜べた日になった。(ハーフタイムで眺めた光景は)あれだけ人数が集まれば、すごい(応援だ)なと感じた。大事な試合だけではなく、普段の試合でも5万とは言わないが、4万5千人くらい入ってくれるようになったら、うれしい。

攻撃は良いシーンは作れなかった。相手も良い守備をしていたから。そこで打ち込んでボールを取られるシーンはあったが、守備の切り替えでしのいだ。今季は攻守の切り替えで、相手のコートでボールを奪うことにかけてはダントツ1番ではないかと思える。

背番号10は自分の中に思いはないが、これまで偉大な選手たちがつけてきた番号10、8をつけさせてもらって、年間勝点1位を取れたのでうれしいが、チャンピオンシップでチャンピオンにならないと意味がない。それで日本の代表の背番号10番として、クラブワールドカップでレアル(マドリー)とかと試合をするのかが楽しみ。レッズのサッカーがどこまでできるのか、どこまで通用するのかが楽しみ。まだ先の話だが。

天皇杯があるし、個人的には日本代表に入るか入らないかもある。常にドキドキしている状態。自分としては試合をやりながらの方がコンディションを保てると思っている。代表で自分が試合に出て、良い結果を残して、チームに還元できたらと思う。先のことは考えず、年間勝点1位で終われたことはうれしいし、本当に良かったと思うが、また目の前の結果を大事に楽しんでやっていきたい。
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J1セカンドステージ第17節・横浜F・マリノス戦=選手コメント

記事内選手コメント #柏木陽介 #ズラタン #西川周作

《柏木陽介》
(年間勝点1位について)うれしい。ただ勝って終わりたかった。それだけだ。(他会場の結果は後半)アディショナルタイムに入ってすぐ知った。(自分たちも)同点のまま、逆転は難しい時間帯なのかなと思ってプレーを切り替えたが、それまでは負けていると思っているから一生懸命やっていた。(ベンチの)みんなも知っていたんだったら、早く教えてくれたならば、もう少し気持ち良くプレーできたのに。ベンチのみんなは楽しく見ていたと思う。攻め急いで点を取られたらどうするんだ、というのがあるので、それは伝えるべきだろうと、ムッと来たが。前半の結果を監督からも聞いているし、監督も教えてくれなくちゃね。

(他会場の結果も関わった試合だが)自分たちは勝つだけだと思っていたので、ゼロで試合が進んだら点を取れる自信もあった。そこはあまり気にせず、攻め急がないことを心掛けて戦った。ただマリノスがあそこまで守備を固めてくるとは思わなかった。ある程度前から来るかと思ったらそうではなく、やりにくさはあったが、ボールを取られた後の切り替えもできていたし、そのプレーがあったから、きょうは行けるのではないか、という自信になった。

(得点場面は)武藤が引いた分、自分が前に出て、どこかでリスクを負わないとゴールはできないと思っているから、その中で関根とスイッチして。関根はチュンくん(李忠成)とワンツーだったが、ファーストタッチが決まったので、関根だったら取りあえずコースを狙わず、バンッというシュートを打つなと思って、こぼれ球を狙った。狙っていた分、相手よりも出足が早かった。自分の中で決めたい気持ちがあったから、あそこまで行けたのかな?

一度、槙野とお見合いみたいになったことも、シュートを無理に打ってカウンターになることが嫌だった場面もあって、ああいうところに優しさが出ちゃう自分もいるなと思うから、思い切って自分が打つという気持ちを持ってプレーすることも大事かな。

(J1最多勝点74を)更新したかった。ただ、ACLをやりながらルヴァンカップも決勝まで行き、たくさんの試合をした中でこういう結果を残せた。今季はどの選手が出ても絶対に安定した活躍をして、途中から出てきた選手がゴールを決めてくれる。そういうところに(強さが)あると思う。だから、いつも出ているメンバーがどうこうというよりも、スタメンだったりスタメンじゃなかったりする選手や、途中から入ってくる選手たちがいたからこそとか、また、メンバーに入らなくても頑張ってくれる選手のおかげだと思う。日々、みんながいて、みんなが良いプレーをするから良い練習ができて、良い試合になってきたと思っている。

ずっと出ている選手が取り上げられるのではなくて、試合に出ていなくてメンバーにも入らないベテラン選手たちの練習に向かう姿勢も、年間勝点1位につながった。僕らは試合に出してもらっている。本当にそういう選手に感謝の気持ちを持って「ありがとう」と言いたい。

サポーターの方は「ここまで長かったな」と思っているかもしれない。ここまで取れそうで取れなかった。悔しい思いをしてきた分、俺らもそうだが、サポーターもうれしいのかな? 本当にギリギリのところで逃した時が多かったから、本当にみんなで1つになって喜べた日になった。(ハーフタイムで眺めた光景は)あれだけ人数が集まれば、すごい(応援だ)なと感じた。大事な試合だけではなく、普段の試合でも5万とは言わないが、4万5千人くらい入ってくれるようになったら、うれしい。

攻撃は良いシーンは作れなかった。相手も良い守備をしていたから。そこで打ち込んでボールを取られるシーンはあったが、守備の切り替えでしのいだ。今季は攻守の切り替えで、相手のコートでボールを奪うことにかけてはダントツ1番ではないかと思える。

背番号10は自分の中に思いはないが、これまで偉大な選手たちがつけてきた番号10、8をつけさせてもらって、年間勝点1位を取れたのでうれしいが、チャンピオンシップでチャンピオンにならないと意味がない。それで日本の代表の背番号10番として、クラブワールドカップでレアル(マドリー)とかと試合をするのかが楽しみ。レッズのサッカーがどこまでできるのか、どこまで通用するのかが楽しみ。まだ先の話だが。

天皇杯があるし、個人的には日本代表に入るか入らないかもある。常にドキドキしている状態。自分としては試合をやりながらの方がコンディションを保てると思っている。代表で自分が試合に出て、良い結果を残して、チームに還元できたらと思う。先のことは考えず、年間勝点1位で終われたことはうれしいし、本当に良かったと思うが、また目の前の結果を大事に楽しんでやっていきたい。
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