試合レポート｜ACLグループステージMD3・広州恒大戦＝ポイント｜レッズプレス!!

ACLグループステージMD3・広州恒大戦＝ポイント

「ポイント」では、番記者が勝敗の分かれ目などを振り返ります。

本当の勝負はこれから
劇的な結末だった。1－2の1点ビハインドで迎えた89分、柏木陽介が左サイドの裏にパスを出すと、槙野智章がDFを1人かわしてクロス。これをゴール前でズラタンリュビヤンキッチが落とすと、途中出場の興梠慎三がシュート。地を這（は）うボールはゴール左に突き刺さった。

興梠は言う。「同点に追い付くまでに何本かチャンスがあると思っていたけど、1本目はヘディングを外してしまって、次来たチャンスは絶対にものにしようと思っていた」。それは途中出場した4分後の66分だった。森脇良太のクロスを裏に抜け出してフリーでヘディングシュートを放つも、ボールは枠の右へ外れた。しかし、残り時間あとわずかという場面で起死回生のゴールを決めた。「ズラ（ズラタン）から良い落としが来たので、ちょっと下がりながらのシュートだったけど、うまくミートしてくれたし、良いところにコースに飛んでくれた」。
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