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練習レポート

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右サイドバック「そんなにたくさんではないけれど、いくつかのオプションはあります」〜ペア マティアス ヘグモ監督定例会見

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです



(有賀久子)


右サイドバック「そんなにたくさんではないけれど、いくつかのオプションはあります」〜ペア マティアス ヘグモ監督定例会見



10日(水)、グラウンドにマティアス監督の姿はなかった。体調不良と聞いていたが、きょう12日(金)、定例会見の中で「少し喉に症状があったので、誰かを感染させてしまうといけないと思い、1日、家にいました」と説明。「私も、この日本の夏に、今、慣れている途中」と苦笑いを浮かべた。

練習欠席の翌日には、クラブ発信の画像に監督の姿があり、すでに安心されているサポーターが多いと思うが、マティアス監督は「ベストコンディションだし、先ほど、私自身もトレーニングしてきましたので、準備が出来ています」と自身の状態をアピールした。



定例会見は、ここ最近、マティアス監督がチーム状態などについて触れるところから始まっている。監督が最初に挙げたテーマは『暑熱馴化』であった。

梅雨前線が停滞する中で、今週は、気温30度超えの、夏本番と言えるほどの暑い日が続いた。公開練習があった9日(火)は日差しの強さを感じ、10日(水)は、高い湿度を伴う暑さを覚えている。予定より30分、グラウンドに出る時間を早めたが、9時台の湿度は71%、10時台=68%、11時台=72%で、まとわりつくような暑さだった。

マティアス監督は「今は、この暑熱に身体を馴化させている時期です。だいたい、それには、2週間ぐらいかかります。選手たちとの全体のミーティングでも、個別にも、暑熱への順応のところを促しています。暑い中でプレーすることに対するメディカルスタッフやフィジカルコーチの知識には、良い驚きを覚えています」と語った。





最新の選手情報としては、公式戦のみならず、火曜、水曜の公開練習で躍動していたブライアン リンセンの負傷が判明した。きのう11日(木)の練習で負傷したとのことで、「日曜日の試合のメンバー入りができるかどうか、分からない状況」と説明。大きな怪我でないことを願うばかり。また、前田直輝については「少し前から抱えているものなのだが、かかとのところに症状があって、次はメンバーに入らないと思う」と明かした。







一方で、「今まで、かなりウイングの人数が少ない中でやってきました。松尾、タカ、トモ、佳穂がメンバー入りできる状態になっていますので、日曜日、彼らがいてくれれば、と思っています。また、(本間)至恩と(二田)理央という、新たな若い選手たちが加わりましたが、彼らの登録も済んでいますので、メンバー入り出来る状態にはあります」とポジティブな面にも触れた。





現在、リハビリ中は、中島翔哉となるが、彼の状態については「かなり良くなってきていて、今、80%ぐらいの負荷で走ったりしています。夏のブレイク後の最初の試合(8月7日の柏レイソル戦)に間に合えば、と思っています」と復帰までのイメージを伝えた。

7月14日(日)、リーグ第23節・京都サンガF.C.戦を迎える。石原広教が、累積警告で出場停止。右サイドバックを誰にするか。マティアス監督を中心に、コーチングスタッフはどのような決断をするのかが気になるところ。10日(水)までの情報として、宇賀神友弥が左膝痛で別メニュー中だ。
マティアス監督は「そんなにたくさんではないけれど、いくつかのオプションはあります。タカは、90分は出来ないかもしれないので、そこは状態を見ながら考えます。凌磨も、右サイドバックは出来ますけれど、今、前線で非常に好調です。あとは(井上)黎生人。彼がプレーすれば、古巣との対戦になりますけれど、彼が、右サイドバックで出る可能性もあります」と挙げた。



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