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練習レポート

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[4日目]指示がどんどんと細やかに

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです



(有賀久子)

 

指示がどんどんと細やかに。金武町キャンプ4日目午前


10時10分、準備を整え、予定よりも5分早めに沖縄・金武町キャンプ4日目の午前トレーニングが始まった。セッティングされたミニハードルなどを使い、ウォーミングアップが行われる。その後、鳥かご。パススピード、コントロール、細かなチェックが入った。

始動からオフをはさまず、キャンプも4日目を迎えているため、選手個々のコンディションに合わせて、グラウンドに姿を見せずに調整する者もいる。まずは、2月のJリーグ開幕戦まで、大きな離脱者を出さないことが重要だ。

チームはグループ分けされ、対人メニューへ入る。外側と内側、タッチ数を変えながら、スピーディーな展開が求められる。良い距離感。常にサイドを変える意識をもち、広いエリアを使うこと。コーチが「コントロールできていた」チームと挙げたグループは、これらが適正に行われていた。




その後、GKを加えた10対10へ。アンカーポジションを抜いた状態だ。

あくまでも、アンカーがいる想定でプレーが進む。ボールがない時のポジショニングやセンターバックにプレーを任すタイミングなど、確認事項が多い。インサイドハーフに入る安居海渡が、ボール奪取を狙い、相手DFに迫ると、コーチ陣から高評価。と同時に、「(安居の仕掛けに対して)上がって、ちゃんとスイッチを入れていこう」と全体の攻撃姿勢も要求された。



互いの動きをすり合わせ、チームとして攻撃力増加を図る点で、選手間の声も活発になっている。この金武町キャンプには数名の練習生が参加しているが、お客さまではなく、チームの一員として、動きの質や積極性を声掛けによって引き出していた。

午後のトレーニングは、16時15分から金武町フットボールセンターで行われる予定だ。




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