「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです
AFCチャンピオンズリーグ2023/24 プレーオフ 理文(読み方・リーマン:ホンコン・チャイナ)戦を前に、前日会見が行われた。浦和レッズからはマチェイ・スコルジャ監督、酒井宏樹が出席した。
指揮官は「あすの狙いはひとつしかない。我々はACLのグループステージで戦いたいので勝つだけ。理文はまとまったいいチーム。見下してはいけない」と冷静に語れば、
酒井も「(浦和に)移籍する理由のもっとも大きいのはACL。前回、優勝したときのように素晴らしい体験、経験ができるよう、全力で戦いたい」とし「誰ひとり油断はない。しっかりスタートから強いチームを見せたい」と腕をまくった。
初のACL挑戦となる理文はここ数年、急激に力をあげる、まさに未知の強豪。
指揮官は「彼らの強みは良い新加入の選手が入ったこと」とMF7パウリセンら外国籍選手と具体的な選手名を挙げつつ「我々の狙いは立ち上がりから集中し、強度をあげ、ゲームコントロールすること。相手を分析し、ゲームプランを立てている。我々は何をしなければならないのかはわかっている」と対策万全。
その一方「わたしはいま、(チームに)立ち上がりの集中とモチベーションを強調している。なぜなら、もしかしたら相手にとって、あすの試合がもっとも今シーズン、重要な試合になるかもしれない。非常に高いモチベーションで挑んでくるだろう」と警戒した。
酒井は理文について「チームとしてのまとまりがある。監督の言うように個々の能力の高い選手が揃っているので警戒したい。(理文は)ACLに出場したい野望があるはず。映像以上のプレーしてくる。それ以上のモチベーションで挑みたい」と語った。
会見のなかで、指揮官、酒井から感じられたのは「いつも通り」。
プレーオフとはいえ、いつもの入り、いつものプレー、いつもの試合が強調されていた。
しかし、いつも通りとはいえ、ことACLとなるといつも通りとはいかない雰囲気になりがちだ。
指揮官は「埼玉スタジアムは我々にとって魔法がかかったようなスタジアム。ホーム、アウェイゲームを比較すると、埼スタでは実力以上の力を出せる戦いをしている。このマジックスタジアムで試合ができることを監督として嬉しく思う」と埼スタ・マジックスタジアム宣言。
ホームの利を追い風にグループステージ進出に堂々、勝ち上がる。
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