「安定感が出てきている」。U-22日本代表GK鈴木彩艶が語る手応え
「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです
（佐藤亮太）
現在、ヨーロッパ遠征中のU‐22日本代表は6月10日にU‐22イングランド代表（イングランド）と、14日にはU‐22オランダ代表（オーストリア）と国際親善試合を行う。
初戦のイングランド代表戦を前に、オンライン会見が行われ、GK鈴木彩艶が登場した。
鈴木は今季、ルヴァンカップグループステージ4試合に先発フル出場。2失点に抑えている。
「安定感が出てきている」と手応えを語る鈴木は「クロスの安定感、クロスへのアグレッシブな飛び出し、ビルドアップで長短のパスを使いながらチャンスを作れるようになった」と自身の成長を示した。
仮にほかのチームにいけば、守護神となりうる実力を持ちながら、いまだ進化し続ける西川周作という大きな壁に阻まれている感がある。当然、忸怩たる思いを抱えているはずだが、その悔しさを代表活動でぶつける。
今回の遠征はパリ五輪予選を兼ねた9月、シンガポール・クアラルンプールで開催されるAFC U23アジアカップカタール2024予選にむけたもの。
イングランド、オランダといった強豪国との対戦にむけ、鈴木は「試合が終わったあと、充実感を得たい。そのためにチームとしても、個人としてもやるべきことにトライしたい。パリ五輪予選にむけ、チームとして一丸となって戦っていきたい」と抱負を語った。
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