「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです
(佐藤亮太)
冷たい雨が降るなか、浦和レッズは2月13日、大原サッカー場で全体トレーニングを行った。
開幕前、最後の公開練習となった。約30分、室内ミーティングを行ったのち、ボールを使ったメニューを約1時間行い、終了した。
周囲を囲むフェンスには「勝利に拘り 勝利に貪欲であれ」との横断幕が掲げられ、いよいよなムードが高まってきた。
そのなか、クラブは公式ホームページなどを通じて、今季のキャプテン、副キャプテンを発表。主将には酒井宏樹が、副主将にはアレクサンダー・ショルツ、岩尾憲、興梠慎三の3選手が就任した。
新主将の酒井はクラブを通じて、以下のようにコメントした。
「伝統ある浦和レッズのキャプテンに指名していただき大変光栄です。
信頼できる副キャプテンたちが常に支えてくれると思ったので打診されたときに迷いはありませんでした。まずは常にタイトル争いができるチームに戻れるよう、全力でチームをサポートしたいです。
そして自分もチームの一員として、ピッチで表現していきたいと思います。チームはみんなで作り上げるものですが、キャプテンとして、うまくいかないときや結果が出ないときは、チームへの重圧は自分がすべて受けとめる気持ちでいます。チーム全員で必ず結果を出し、またスタジアムを満員にするレッズに戻したいと思います!」
就任の経緯は明らかとなってないが、キャリアなどを考慮すれば酒井の就任に異論はない。
ただ、柏レイソル時代から知る記者によれば少々意外だったようだ。
「(酒井は)まったくキャプテン気質を持ったタイプの選手はなかった。でも海外でのプレー、日本代表での経験によって責任感が芽生えたかもしれない」と語った。
その酒井、きょうの練習では・・・・・・