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練習レポート

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淵田代表からのメッセージ

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです。


2月16日(木)、JR川口駅前にある川口総合文化センター・リリア メインホールにて「Talking REDS 2017」(入場無料)が、定刻よりも5分ほど遅れて開演された。

昨季開催から、これまでの「Talk on Together」から名称を新たに開催されている公式イベントは、今年、クラブ創設25周年を迎えるシーズンをファン・サポーターとともに歩むため、クラブからの発信を軸に構成された。第1部では淵田敬三代表のあいさつ、第2部では今季の浦和レッズを識者たちはどのように見ているのか、期待と課題などを語り合うトークショーが開かれた。

第1部で登壇した淵田代表は、JリーグYBCルヴァンカップ決勝と明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ第2戦、試合終了後の選手たちの表情を、それぞれスライド画像で紹介。笑顔と落胆、この2大会でトップチームが味わった感情を写真で伝えた。

そして「サッカーは、人生を豊かにする」ものだと提示し、「私たちを信じて、共に戦ってほしい」と会場に集まったファン・サポーターのみならず、インターネットなどを通じてこのイベントを見聞きする全国のファン・サポーターに向けて語りかけた。

今季、Jリーグは再び1シーズン制へ移行する。この仕組みの変化などに伴い、淵田代表は「経営的にチャレンジできるベースが整う」と語り、2017年を「ギアチェンジの年」と位置付け、トップチームを率いるミハイロ ペトロヴィッチ監督とも「全てにおいてバージョンアップする」と意識を共有したことに触れた。

また、浦和レッズを支える大きな柱を「チーム」と「スタジアム」の2つとし、チームについては「主力の年齢が高くなっていることを視野に入れて、戦力を獲得」した点を挙げた。スタジアムについては「熱量に応じて楽しめる場所の提供」を中心に埼玉県やホームとなる埼玉スタジアム2002関係各所、そしてクラブと「バージョンアップ」を目指していると伝えた。

最後に、淵田代表は「タイトル」がもたらす影響力や重要性を語った。その時、ステージ上のスクリーンが映し出されていたのは、AFCチャンピオンズリーグ優勝(2007年)の表彰式の様子。淵田代表は「年末には、男女でパレード実現」を口にし、トップチーム、レディースチームに「最後まで全力で」と要求したことを触れて、第1部を締めた。


淵田代表は2014年の代表就任から4季目を迎え、今回は自身の言葉で、浦和レッズの存在意義や今季の狙い、今後のクラブの取り組みについて語っていたように感じられた。(有賀久子)

[記事リンク]2017年シーズン浦和レッズ試合情報まとめ
[記事リンク]2016年シーズン浦和レッズ試合情報まとめ
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