福島春樹、本格的なリハビリ開始間近
「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです。
白い肌と無精ひげに長いリハビリの跡を感じた。全体練習が終わるころ、独りピッチに向かったGK福島春樹はウオーキングを行った。
福島はガイナーレ鳥取(J3)に期限付き移籍中の昨年10月、右ひざ前十字じん帯断裂と半月板損傷を負い、全治8カ月と診断された。今季浦和に戻った福島は約1カ間、高木俊幸とともに病院で、あるいは大原でリハビリを続けていた。「かなりフラストレーションがたまっていた」と話した福島だが、名前の通り「春」が近いようだ。
「手術した後、じん帯をひざに入れたが、固定するまでの3カ月間、負荷を掛けるトレーニングができなかった。でも、あと10日くらいでできるようになる。これからチーム合流に向けた本格的なリハビリができる。少しずつ動けるようになれば、プラスになっていく」
チーム合流は5月くらいをめどにしている福島春樹。春、桜が咲き、青々とした樹木が生い茂るころ、福島春樹がチームに戻ってくる。（佐藤亮太）
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