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練習レポート

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平川忠亮の誕生日。違いを見せる37歳

「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです。




きょう5月1日(日)は平川忠亮の37歳の誕生日。全体練習後、ファン・サポーターから「おめでとう」の言葉が贈られた。現在、在籍年数にして最年長となった平川。衰えを見せないその走力と脚力でピッチを駆け、歴代監督で起用されたサッカーインテリジェンスの高さはJ屈指と言っていいだろう。

37歳となったヒラさんはどんな思いで迎えたのか。

≪平川忠亮≫
年々、若くなっていけばいいのにな(笑)。年を取るということはあまりうれしいものではない。
年齢に関係なく、やらなければならないことはある。出ていない選手が必要とされるために、やらなければならないことはハッキリしている。常に準備して、どこでチャンスがもらえるか、もらえないかもしれないが、とにかく準備し続けることが大事。

(浦項戦について)何人か選手を代えてくると思うが、いまさら、変わったことはできない。いままでやってきたことをやりたい。チャンスをもらえる選手もいると思うが、そのためにきっちり、プレーをしたい。

なかなか昔に比べて運動量や質が落ちる中で、生き残るにはやらなければならないことがある。そうした部分を見つけなければならないし、差を出さなければならない。普通に走りっこしても、若い選手に勝つのは厳しい。相手チームが37歳になったからといって、手加減してくるわけでもない。常に相手のどの点で乗り越えるか、考えながらプレーしている。

(それほど走るスピードは落ちていないように見えますが)走りの回数や質はどうしても落ちてしまう。その回数が減ったなかで精度を上げたい。少ないチャンスでより決定的な仕事ができるようにしないと違いを見せることができない。

(きのう4月30日、湘南ベルマーレが横浜F・マリノスに1−0で勝ちました。この試合で坪井慶介が先発出場しましたが?)
ツボが浦和にいたとき、なかなか出場機会がないなかでも、ツボはずっと自分を追い込んでトレーニングしていた。そのことがいまでもJ1で活躍できる理由だと思う。
いまの浦和のチームでも気持ちが腐っている選手はいないけど、良い姿勢で練習に取り組めている。そのツボの活躍も自分の励みになる。

(今シーズンでプロ15年目ですが、加入当時はここまで続くと思われましたか)
思っていなかった。まずは3年ぐらい続ければいいなと思った。当時は1年で戦力外になる選手もいたから余計にそう思う。気づけば、ここにいるのは100%、自分の力だけじゃない。チームメイトなど、周りのいろんな人に助けられてきた。僕自身も若い選手の力になれるように、一緒にピッチのなかで戦うところで見せていきたい。(佐藤亮太)




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