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田中達也、参戦!さいたまサッカーフェスタ2024

(有賀久子)



田中達也、参戦!さいたまサッカーフェスタ2024

12月22日(日)、晴天も寒波襲来のNACK5スタジアム大宮で『さいたまサッカーフェスタ2024 Supported by 明治安田』が開催された。午前中からサッカー教室など各種イベントが実施される中、昼過ぎからのメインピッチでは、大宮アルディージャ 対 浦和レッズによる2つの対決が行われた。





まず、さいたま市内在住・在学・在勤の小学生以上の方(事前応募)と両クラブのOB選手がチームを組んで、ウォーキングサッカーに臨んだ。14時過ぎからは、20分ハーフのスペシャルマッチへ。
浦和は少数精鋭で、注目は、今回初めてOBイベントに参加した田中達也。達也と、公私共に仲が良い柏木陽介とのコンビが見られた。前半は水内猛を前線で先発起用し、右の永田拓也、左の東海林彬、そして中央に原一樹と柏木が支え、ボールを集める。先制点を奪われたが、原の得点で追いつくと、東海林がクロスと見せかけ、遠めからシュートを放ち、見事にゴールネットを揺らした。2対1と逆転に成功。





後半は、岡野雅行、達也がピッチに。ただ、少々押しこまれ、FW陣に出番がなかなかまわってこない。岡野は、ラインを割りそうなルーズボールに追いついたり、自身で前にパスを出して、追いついて……と野人らしさで会場を盛り上げた。





2対2の同点で迎えた後半のラストプレー。浦和は左CKの好機を得ると、「山の神!」の声。この後半のゴールマウスを守っていたのは、山岸範宏だった。



山岸と言えば、2014年11月末のJ1昇格プレーオフの準決勝・ジュビロ磐田戦で、モンテディオ山形の守護神としてピッチに立ち、1対1で迎えた後半アディショナルタイムのCKで攻撃参加し、見事に頭で合わせて決勝点を決め、山形をJ1へ導いた。

その再現を!とスタジアムが盛り上がる。しかも、浦和のキッカーは柏木だ。柏木のボールはピンポイントで山岸の頭を目掛けて飛んだが、寒風強く少し流れて、クリアにあい、そのままカウンター攻撃をくらって、失点。試合終了。来年は、浦和レッズのホーム浦和駒場スタジアムで開催予定。ホームでの勝利を誓う浦和OBたちであった。



試合後のセレモニーでは、OB会として改めて選手生活を労い、田中達也、柏木陽介、永田拓也の3人に花束が贈られた。プレゼンターはレディアとフレンディアが務めた。









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