(有賀久子)
埼玉県警犯罪被害者支援推進協議会との取り組み〜セレッソ大阪戦に招待
浦和レッズは、10月5日(土)に埼玉スタジアム2〇〇2で行われたJ1リーグ第33節・セレッソ大阪戦に、埼玉県警犯罪被害者支援推進協議会との取り組みとして、子供たちを中心に、交通事故などの犯罪被害に遭われた方々を公式戦に招待した。これが3度目となる。
クラブがこの活動を始めたキッカケは、2021年10月に埼玉県犯罪被害者支援推進協議会へ加入したこと。同年度には、熊谷ラグビー場を本拠地とするラグビーチーム・埼玉ワイルドナイツも加入している。浦和はクラブの活動理念に基づき、取り組みを通して、支援の必要性を広めることや、犯罪被害者の方に寄り添い、生きることへの勇気、活力、希望などを持ってもらうことを目的としている。
招待者はまず、試合前に、スタジアム4階にある個室ラウンジ「ビューボックス」で、ホームタウン本部の丸山大輔本部長から、試合を通じて選手たちから発せられる“エネルギー”を感じてもらい、「それが心の支えになっていくことをクラブとして強く願っている」との言葉と、西川周作のサイン入りの色紙を贈られた。
その後、C大阪戦をメインアッパースタンドで観戦。この試合は17分に失点を喫し、苦しい前半だった。普段から浦和レッズを見て応援しているという男の子はハーフタイムに感想を尋ねられると「ちょっと悔しい。後半、頑張ってもらいたい。(期待するのは)点を決めること」と話した。
結果的に1対0のクリーンシートでの敗戦と残念な結果となったが、ピッチからもスタンドからも伝わるもどかしい空気こそ、スポーツ現場の熱である。是非、またスタジアムに来場し、今回とは違う結果の熱を感じてもらいたい。
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2024/12/07
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