8月2日天皇杯ラウンド16 名古屋グランパス戦後の浦和レッズサポーターによる違反行為にかんするオンライン会見が開かれた。
50人近いメディアが参加するなか、田口誠代表、運営を統括する須藤 伸樹 マーケティング本部長が出席した。
経緯について、クラブの説明をまとめると、0‐3で名古屋戦後、浦和ゴール裏で一部サポーターと強化本部と話しあいが行われた際、名古屋側からの、挑発する言葉がことの発端となった。
これに反応した20人ほどの浦和サポーターが名古屋のゴール裏にむけ、なだれこむ。
かちこむ人。その人を止める人。最終的に100人近くの浦和サポーターがなだれこむかたちにとなり、名古屋サポーターだけでなく、警備員らともみあいとなり、横断幕を強引に外す行為にいたった。
最終的に両チームのリーダー同士が話し合いをつけ、終息したが、この時点でもコーナー付近でのもみ合いが続いた。
翌3日、クラブは今回の違反行為について声明を出すとともに、違反行為に関わったサポーターへの処分を発表され、きょうの会見にいたった。
冒頭、田口代表は「これまで先人たちが築いてきた日本サッカーに泥を塗る愚行、絶対見せてはいけない姿、絶対に感じさせてはいけない恐怖を感じさせてしまったことは痛恨の極み。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪した。
またクラブでは現状、横断幕への器物破損は認めているものの(すでに和解)、暴力行為は認められない、あくまでピッチの進入のみとするなか、サポーターの入場禁止について「処分が甘いではないか?」「なにか弱みをにぎられているのではないか」と質問があった。
これにクラブはあくまで日本サッカー協会、Jリーグのガイドラインの則ったものと強調。加えて須藤氏は「恣意的に軽い処分していない」と断言。田口代表は今後、抑止力のため、独自にガイドラインの厳格化していくことを明言した。
週明けにも日本サッカー協会などから下されるとみられるなか、昨年7月、当時禁止されていた声出し応援など、複数の事案に対し、Jリーグからの処分が下る事態があり、懲罰内容は、けん責と罰金2000万円だった。
今回、罰金処分が下された際、「一体、誰が支払うのか?」「当該サポーターへの損害賠償の請求をしないのか」との質問に田口代表は「(損害賠償請求は)ひとつの選択肢」としながら「クラブの責任で負担することが妥当だ」とした。
今回、翌日の処分発表という異例な早さとなったがあす6日に行われる横浜F・マリノス戦にむけ「来場するサポーターに不安を与えたくなかった」という配慮からのものだった。
売れ行き好調のあすの横浜FM戦。埼スタはどんな風景となるのか。
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