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REDSニュース|中島翔哉加入会見。「日本に帰るとしたら、このチームでしかプレーするつもりはなかった」。土田尚史SD、この補強は「リーグ優勝に向けたメッセージ」|レッズプレス!!

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中島翔哉加入会見。「日本に帰るとしたら、このチームでしかプレーするつもりはなかった」。土田尚史SD、この補強は「リーグ優勝に向けたメッセージ」

(佐藤亮太)


浦和レッズに新加入した中島翔哉のオンライン会見が行われた。

ファン・サポーター向けに動画投稿サイト・YouTubeでライブ配信されるなか、会見には約40人のメディアが参加した。

「数ヵ月前まで日本でプレーするとは思わなかった。さまざまな話のなかで浦和にくれば、自分の成長につながると思った」

中島翔哉の浦和での第一声。

「ヨーロッパに残る選択肢はあった。そのなか、浦和からお話を頂いた。日本に帰るとしたら、このチームでしかプレーするつもりはなかった。(決め手は)Jリーグのハイライトを見て、新しく、自分が(日本に)いたときとだいぶメンバーが違っている。(浦和が)チャレンジするなか、その力になりたいと思った」と心憎い一言。

ドリブラーであり、トップ下でのプレーも可能な中島はまさにピンポイントの加入だ。

土田尚史SDは今シーズン、前半を振り返るにあたり、見えてきた課題を攻撃面の改善とし、「(ポジション的にも)補強ポイントとしてシーズン当初からリストアップしていた。我々の目指すところとするリーグ優勝にむけたメッセージ」と期待を寄せた。

また土田SDはリーグだけでなく、天皇杯、ルヴァンカップ、クラブワールドカップなど、ほかのタイトル獲りを視野に入れた補強であることを強調するなど、クラブの本気度がうかがえる。

期待の表れは背番号「10」でわかる。

固定番号制になってから日本人選手では福永泰さん、柏木陽介に続く3人目となる。

中島は背番号について「10番はチームを勝たせたり、決定的な仕事をする選手。そうしたところを見せたい」と意気込みを見せた。

気になる経緯について「流れで・・・」と詳細は語らなかったが、土田SDは「たまたまこのタイミングで10番が空いたのが大きな理由」とし、加えて「10番は責任のある番号。我々が求める10番をつけるプレーを中島選手も理解している。そうしたところを発揮してもらいたい」と即戦力として求められていることがわかる。

早ければ、8月6日横浜F・マリノス戦がデビュー戦となる中島翔哉。

後半戦のキーマンになれるかどうか。






(c)REDS PRESS