日本サッカー協会はきょう12月28日に行われた臨時理事会において、ワールドカップ・カタール大会でスペイン、ドイツを下し、ベスト16の成績を残した森保一監督の続投が合意したことを発表した。この発表をうけ、会見が東京都内で行われた。
森保監督は「次の大会にむけ、まだ見ぬ景色を見るために向かう道のりになるが、一戦一戦、結果に覚悟を持って挑戦したい」と話すとともに、多方面のさまざまな方からの力を借りながら「日本に不可能はないという信念を持ち、挑戦したい」と不退転の決意を語った。
また田嶋幸三会長は続投理由として、「ベスト8の新しい景色をみるためには一番ふさわしい監督であることが一番のポイントとなった」と評価するとともに日本サッカー界、そして日本社会に大きく良い影響を与えたことを挙げた。なお、期間について田嶋会長は「次の大会まで」とした。
4年後の2026年はアメリカ・カナダ・メキシコの3か国共同開催となる。出場枠は48か国。アジア枠は8か国に広がる。
しかし、本大会グループステージ突破から目標とするベスト8までにはより険しい道となる。
そのためには何が必要か。
反町康治技術委員長は「若い世代に目を向け、若手の発掘をやっていかなければならない。特に攻撃の能力の高いセンターフォワードの発掘に力を入れたい」と個の成長と発掘を挙げた。
また今回のカタール大会ではスペイン、ドイツの強豪とグループステージで同組となったためか、守備的な戦いを強いられた。
そのことを踏まえ「今後は能動的なサッカーに力を注ぎたい」と強豪にも主導権を握る戦いを目指すとした。
これに森保監督も「速攻であれ遅攻であれ、奪って、ボールを握って試合をコントロールしたい」と同じ方向性を向いていることがわかる。
喫緊の問題としてはコーチ陣の不在がある。
長年、ともに戦った横内昭展氏はジュビロ磐田、同じく上野優作氏はFC岐阜の監督にそれぞれ就任した。
空席となったコーチ陣について森保監督はリストアップ中として「急がずに決めたい」と期限を決めず、適任者を探す構えを見せた。
会見で何度も出た「積み重ね」という言葉。4年後にむけ、森保ジャパンはどんな進化を見せられるか。
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