(佐藤亮太)
高円宮杯JFA U-18プリンスリーグ2022関東1部第8節がきのう3日、行われた。浦和レッドダイヤモンズユース(以下・浦和Y)は浦和駒場スタジアムで鹿島学園高校(茨城県)と対戦した。
序盤は鹿島学園ペース。高い位置からボールを奪ってのショートカウンター、素早いサイド攻撃で浦和Y陣内に攻め込む。
8分、ファウルを得た鹿島学園がフリーキックのチャンスを得る。ゴール前に入れられたボールは混戦になり、あわや失点というシーンに。これを浦和YのGK18江橋勇斗がしっかりキャッチ。難を逃れたが、鹿島学園の攻勢は続いた。
19分、左サイドから進入した鹿島学園MF10林結人のシュートのこぼれ球をFW池田修斗に押し込まれ、浦和Yが失点。
勢いそのままに攻め込まれる浦和Yは、奪っても大きく前に蹴るのみ。時折、見られたカウンターは途中で阻まれるばかりだった。
前半の決定機は45分、浦和YのMF10堀内陽太のミドルシュートがバーを直撃したシーンくらいだった。
後半に入っても鹿島学園ペース。52分、コーナーキックで浦和Yゴールに迫る。直後の55分にもピンチを招いたが、なんとかしのいだ。
「まずは1点」と58分、選手交代から挽回を図る。ここから浦和Yは必要以上につながず、ロングフィード、サイドチェンジを織り交ぜながら、前線のスペースを執拗に狙った。
これが少しずつ功を奏し、63分、67分とFW9岡本岳がシュート。69分DF33稲垣篤志が深くえぐってシュートを放つなど、徐々に鹿島学園ゴールに迫っていった。
その後、浦和YベンチはFWを次々と投入。迎えた87分。コーナーキックのチャンス。キッカーMF14早川隼平の放ったボールはFW9岡本が頭で押し込み同点に追いついた。
アディショナルタイムは3分。90+2分、途中出場のFW19清水星竜が左サイドから進入。クロスが相手選手に当たり、コーナーキックに。事実上のラストプレー。キッカーMF早川がふたたび見せる。
放ったボールはDF33稲垣が頭で押しこんで逆転。ベンチが沸きに沸いた。
終盤にセットプレー2本をゴールにつなげた浦和Yが2−1で鹿島学園に勝利をおさめ、勝点を「12」に伸ばした。
通算成績は4勝4敗。順位は10チーム中、暫定4位とした。
なお、今季、浦和Yは池田伸康監督をはじめ、福永泰、阿部勇樹、萩村滋則の3人のコーチ、杉尾一憲GKコーチが指導にあたっている。
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