(佐藤亮太)
三菱重工カップ平川忠亮引退試合キックオフキックオフ、1時間半前。現役、そしてレジェンドメンバーの降臨に、灼熱の浦和駒場スタジアムがさらにヒートアップした。
まず登場したのはインタビュアーの大役を仰せつかった森脇良太(京都サンガF.C.)。「いや〜どうも森脇です〜」と相変わらずのガナリ声だ。お約束のブーイングはこのご時世柄、封印と森脇も少々物足りさそうだった。
先陣を切ったのは元祖ワンダーボーイの田中達也(アルビレックス新潟)。FWだけにゴールへの欲求は強いが、レジェンドメンバーみな狙っている。
「みんな獲りたがりなので、そのなかを駆け抜けていければと思う」とゴールを誓った。
さて次は田中マルクス闘莉王。きょうの引退試合が実に1年8か月ぶりのサッカーだという。そして浦和駒場も本人曰く10数年ぶりとのこと。「久しぶりの駒場。ここで初ゴールを決めた。きょうは楽しくできるよう盛り上げたい」と語った。
ユンカーに続き、登場したのは新加入の江坂任だ。サポーターへのお披露目となった江坂は「自分のプレーでチームを勝たせられるようにしたい」と今後の抱負を語った。
続くはこの2人。興梠慎三と武藤雄樹(柏レイソル)。
興梠は「きょうは暑いなか、引退試合にお越しいただきありがとうございます」とあいさつすると「ネットでちょっと出ていましたが……レッズで頑張ります!」と浦和残留宣言。スタンドから拍手が起こった。
そして柏に完全移籍の武藤は「ひとことだけ言わせてください。6年半、ありがとうございました!」と感謝を述べるとともに心配される寿司の行方だが「チームは変わりますが応援してくれたら嬉しい。ゴールを決めるニュースを見たら、お寿司を食べてください」と『寿司をもたらす』続行を呼び掛けた。
最後はこの人。平川忠亮の盟友・小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)だ。久しぶりの浦和駒場に「プロ最初の場所でプレーできるのは嬉しい。ヒラの引退試合、楽しんでいきましょう」と笑顔で語った。
時間の経過とともに暑さがだいぶやわらいだ浦和駒場。いよいよ未来につなげる引退試合が始まる。
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