写真:FC東京提供
今季、浦和からFC東京に完全移籍したMF青木拓矢がきのう1月25日『2021FC東京新体制発表会』に登壇。YouTubeで配信された発表会で青木は新天地での活躍を静かに誓った。
画面に映る青赤のユニフォームと背番号「21」は、違和感を覚えるとともに新鮮だった。
FC東京のイメージについて青木は「失点しないチーム。堅守速攻のイメージ」と話した上で、自身のアピールポイントについて「地味にバランスの部分。常に真ん中のポジションにいるので、わかりづらいと思うが、いい位置取りなど細かいところを見てほしい」と挙げた。
FC東京とはリーグ開幕戦、ホームの埼スタで対戦する。いきなりの古巣対戦に青木は「ちょっと早すぎ。もう少し先のほうがよかった。懐かしさがなくなる(笑)。ホームでもアウェイでも両方勝ちたい」と宣戦布告。
また青木と大宮時代のチームメイトMF東慶悟は「9年前、当時、僕がトップ下で、(青木が)ボランチでとてもやりやすかったので、とても楽しみ。(人柄は)おとなしく、プレースタイルはいぶし銀」と久しぶりのプレーに期待を膨らませている。
今回、青木の移籍に驚いたかたは多いはずだが、なぜ加入にいたったのか?
発表会後のオンライン会見でのレッズプレス!!の質問に対し青木は「浦和には7年いたので個人的に一番長くいたクラブ。いい意味でも悪い意味でも慣れたところがあった。(浦和は)とても居心地のよいクラブだが、自分の年齢を踏まえて、移籍を考えた時、ぐっとまたひとつ自分のなかで何かを変えることがあるのかなと思っての決断だった」とゆっくりとした口調で語った。
リーグ制覇を目指すFC東京にとって昨季を踏まえ、基本布陣とされる4−3−3のアンカーの補強を進めるなか、経験豊富で堀時代、オリヴェイラ時代とアンカーで起用された青木に白羽を立てた。今回の獲得はもってこいの補強となったはずだ。
本人も「(アンカーでプレーしていて)手応えがあった。良い立ち位置で攻守に関与できる」と自信を見せており、両者にとって願ったり叶ったりの移籍となった。
「このチームには良いFWが多くいるので動きに合わせてよいボールを出したい」と青木拓矢。
盛大なブーイングで迎えられそうだ。
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