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REDSニュース|目指すはOB室屋・長友超え!明治大の岩武克弥、来季加入内定会見|レッズプレス!!
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目指すはOB室屋・長友超え!明治大の岩武克弥、来季加入内定会見
きのう12月6日(木)、東京都杉並区にある明治大学和泉キャンパスで明治大学体育会サッカー部によるJリーグ加入内定選手合同記者会見が開かれた。来季、浦和レッズに加入内定しているDF岩武克弥も出席し、OBである“長友佑都・室屋成”超えを宣言した。
明治大は総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントで4大会連続で決勝に進出。さらに現在、国内海外合わせて50人、15年から18年までだけで25人のプロを輩出するサッカー名門校だ。今回、岩武を含めて、5選手のJリーグ加入が内定している。さながらプロの養成所のように思えるが、部ではひとりの人間として、大学生として、サッカー部員として、4年間を全うしたうえで、その先にプロの世界があるとしており、人間形成に重きを置いている。
そのなか、岩武は2年からレギュラーをつかみ、総理大臣杯、関東大学サッカーリーグ戦の2つのタイトルを経験。3年にはユニバーシアード大会に選ばれ、優勝に貢献。4年にキャプテンに就任。チームをまとめた。
岩武は浦和加入の決め手について「浦和レッズは日本一のクラブだと思っている。この先、日本代表や海外でプレーしたい気持ちがあるだけに、一番上のクラブでやりたいと思った」とし、目標については「一番近くで見ていた室屋成選手(FC東京)やOBである長友佑都選手(トルコ・ガラタサライ)を超えられるような選手になっていきたい」とOB超えを宣言した。
この岩武について、栗田大輔監督は「対人の強さ、堅い守備、頭の良さがプレーに出ている。(浦和では)本職のサイドバックに戻ると思うが、より運動量、攻撃の精度を高め、もうひとつ高い位置にのぼって欲しい」と期待を込めた。また浦和レッズ中村修三GMから岩武へのメッセージが紹介され「即戦力として期待している。1対1の守備力が強く、危機察知能力が高い選手と評価している。アップダウンを繰り返し、攻撃参加を何度も行えるスタミナに優れており、正確なフィードも魅力。なにより彼の持つ、諦めない、ひたむきな姿勢は浦和レッズの選手理念の要素のひとつに入っており、来年、チームに貢献してくれることを心より願っている」とし、岩武の獲得理由がうかがえた。
約1時間を超える会見中、岩武は緊張しっぱなし。「主将なので、一番はじめに話さなければならないので、何を話すか考えていたので緊張していた(笑)」とのこと。会見後、学生と写真撮影が行われ、ようやく笑顔の岩武。大学生らしい横顔が見られた。
なお、明治大学はまだシーズン中。第67回全日本大学サッカー選手権大会2回戦が行われ、明治大は12月15日(土)埼玉県熊谷市にある熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で福岡大・札幌大の勝者と対戦する。
お近くのかた、ぜひ、岩武克弥の生のプレーをその目で確かめてください。
(佐藤亮太)