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REDSニュース|感謝と約束の固い握手〜旧浦和市内小学校に記念品贈呈〜|レッズプレス!!

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感謝と約束の固い握手〜旧浦和市内小学校に記念品贈呈〜



浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグ2017優勝を記念し、日頃からの地元のサポートと応援の声に感謝の気持ちを込め、さいたま市(旧浦和市)の小学校45校の生徒、およそ3万人にオリジナルデザインのペンケースをプレゼントすることを決め、きょう2月8日(木)、さいたま市小学校体育連盟浦和支部45校を代表し、さいたま市立大久保小学校(住所:さいたま市桜区五関)を訪れ、ACL優勝記念品の贈呈式を行った。

同校4階にある多目的ルームには、小学6年生の生徒(2クラス:計55名)が集まり、浦和レッズの立花洋一取締役副社長、強化部の堀之内聖さんから記念品を受け取った。贈呈式にあたっては、同校の相川光彦校長や立花副社長、堀之内さんからそれぞれに挨拶や講話があったが、子供たちは最後まで真剣な眼差しで耳を傾けていた。



今年2月、取締役副社長に就任した立花氏は「私たちは(ACLとJリーグの)星3つをつけたが、この上にもう1つ、一番大きな星をつけたいという想いで、まずはこれから始まるJリーグに全力で挑んでいく。皆さんも、いろいろな夢や目標に向かってチャレンジをして下さい。(互いに)そういう約束の日にしたい」と述べた。

堀之内さんは浦和レッズOBであり、昨季優勝の10年前にあたる2007年度ACL優勝メンバーの1人。今回、生っ粋の浦和レッズサポーターで、11月25日のACL決勝のセカンドレグもスタンドから応援していたという同校の相川校長たっての希望で、子供たちへメッセージを伝える時間が設けられた。



堀之内さんは「伝えたい3つのこと」として、浦和レッズがなぜ、優勝できたのかを探るために現役選手にインタビューした際のコメント、プロサッカー選手を育て上げた100人を超える指導者に、「指導した子どもがサッカー選手になる夢を叶えるために大事だったことは何だったのか」というアンケートをとり、その回答を披露しながら、夢や目標に向かう子供たちに実践して欲しいこと、応援してくれる人の存在、また自分も誰かを応援する存在であることの大切さ、3点を伝えた。そして「明日からではなく、今日から試してみて下さい」と話した。



堀之内さんが挙げた話の中でも、指導者が答えたプロサッカー選手になるために必要と考えられる「聞く力・考える力・伝える(表現する)力」については子供たちにも響いたようで、講話後、生徒代表で挨拶をした6年2組の日向諒太くん(12歳)と吉田優里菜さん(11歳)からは、堀之内さんへ御礼の言葉を伝えるとともに、自身の、サッカー大会やバスケットボール大会での体験から考えたことと堀之内さんの話をリンクさせ、感じたままにしっかりと言葉にしていた。



浦和レッズでは、過去のタイトル獲得時にも記念品を地域に還元してきた。2006年度のJリーグ優勝時には、さいたま市内の小学校110校にサッカーボールを寄贈。2007年度のACL優勝時は、さいたま市内の幼稚園・保育園にサッカーボールを寄贈した。

贈呈式の最後には、立花副社長の希望で、堀之内さんと2人、生徒の皆さんと両手で固い握手をかわした。立花副社長は「我々、浦和レッズを皆さんが応援してくれているという感謝の意味を込めた右手、そして、これから皆さんとともに夢を実現するという決意、約束の左手。両手で握手をしましょう」と声をかけた。(有賀久子)








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