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REDSニュース|兄貴と呼ばれた熱血漢。DF那須大亮、神戸へ完全移籍|レッズプレス!!

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兄貴と呼ばれた熱血漢。DF那須大亮、神戸へ完全移籍


浦和レッズは1月9日(火)、DF那須大亮(36歳)のヴィッセル神戸への完全移籍を発表した。

2013年 柏レイソルから興梠慎三らとともに浦和に加入した那須は、ここ数年出場機会が減り、昨季はケガもあってJ1リーグでは9試合出場にとどまっていた。

クラブを通じて、那須は「うれしいことや悔しいこと、5年間のいろいろなことをみなさんと共有できたことは僕の人生にとって本当に宝物です。苦しいときのサポーターの声、We are Redsという声はプレーをしている僕たちへの、ものすごく大きな後押しになりました。今でも思い出すたびに身体が震えるほどの感動を覚えています。今回はプロサッカー選手としての意思をたくさんの方に尊重していただき、移籍が決まりました。今までもそうですが、これからもサッカーを続けていく限り、みなさんに何かを伝えられるようなプレーを目指して全力を尽くしますので、那須大亮をよろしくお願いします。5年間、ありがとうございました」とコメントした。

那須と言えば、試合前、マネージャーから背中を叩いてもらい、気合いを注入。キックオフ直前には両手を上げ、集中を高める姿が印象的だった。

その気持ちが伝わるプレースタイルからサポーターには「兄貴」と呼ばれ、大食漢でも知られた。また試合に出る、出ないにかかわらず、練習後のハードな居残り練習は欠かさず行う真摯な姿勢は若手の見本となった。

横浜F・マリノスから始まり、東京ヴェルディ、ジュビロ磐田、柏レイソル、浦和レッズ、そして今回の神戸で6チーム目。薩摩隼人・那須大亮の神戸での活躍を。

(佐藤亮太)



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