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REDSニュース|「いつまで我慢すればいいんだ」サポーター、ミシャに直談判|レッズプレス!!

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「いつまで我慢すればいいんだ」サポーター、ミシャに直談判


サポーターの切実な声が等々力の夜に響いた。
 
時刻は午後9時50分ごろ。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督がチームバスに乗り込もうとした際、柵越しからのサポーターの声に応え、近寄った。
 
約50人のサポーターがミシャに詰め寄った。

「いつまで我慢すればいいんだ!」
「結果が欲しい」
「ダービーからが問題。うちの10番は34分の1と言っていたけど、大宮に負けてからおかしくなった」

そこに罵声や怒号はなく、冷静に淡々とサポーターは訴えた。

その一方、選手バスにいる柏木陽介に向けて「柏木!悔しい気持ちを結果に変えてくれ。毎日、毎日、悔しいんだよ」と訴える男性サポもいた。
 
約30分、サポーターのミシャへの直談判は終わったが、話し合いはどこか平行線をたどっていた。ただ、今回、訴えたサポーターはいわゆるゴール裏の中心ではないことから、サポーター全般の総意、意見ともとれる。
 
これで収束と思われたが、ふたたびミシャがサポーターの訴えに答えるという場面があった。さらに自身の進退について、売り言葉に買い言葉か、連勝しなければ、チームを去ると言ってしまう場面も、最後は山道守彦強化本部長、淵田敬三代表が登場し、収束した。

山道強化本部長は監督の進退について「それはありません。サポートするだけ。いままでの努力、成果、いろいろなおっしゃるかたがいるかもしれないが、2011年の状態からここから復活させた一番の尽力者はミシャ。全力でサポートする」と話した。
 
その間、選手バスにいた選手たちはいったい、何を思っていたのだろうか。
(佐藤亮太)

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