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REDSニュース|G大阪戦の激闘の傷残る槙野、意気込みを語る|レッズプレス!!

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G大阪戦の激闘の傷残る槙野、意気込みを語る

10月2日(日)、SAMURAI BLUE(日本代表)は10月6日(木)にホーム埼玉スタジアム2○○2で迎える、ワールドカップ出場権をかけたアジア最終予選(Road to Russia)対イラク代表に臨むため、17時過ぎから、さいたま市内のグラウンドでチーム合流初日のトレーニングを行った。

練習場に集まった子供たちの「槙野選手、頑張れ〜」などの声に後押しされながら、体を動かした選手たち。浦和レッズからはGK西川周作、DF槙野智章、MF柏木陽介の3名が選出されている。また、MF長谷部誠、FW原口元気もメンバー入り。

きょうから10月4日(火)までトレーニングを積み、10月5日(水)には会場の埼スタで公式会見と公式練習が行われ、翌10月6日(木)19時35分キックオフで、アジア最終予選の第3戦・イラク代表戦に挑む。

DF槙野の左腕には、まだガンバ大阪との激闘の傷が生々しく残っていた。DF槙野は、前回の日本代表にも招集されていたが、右太もも裏の肉離れで離脱。一度、Jリーグの公式戦に戻るも、再び離脱し、きのうのガンバ大阪戦までじっくりと調整を行っていた。

1.FCケルン(ドイツ)でのプレー経験を持つDF槙野は、今回の招集で懸念されている海外組の状態について問われ、自身の考えを口にした。槙野は国内組と海外組の「置かれている環境の厳しさ」の違いを挙げた上で、「Jリーグを代表して選んでもらっている責任と自信を持って、練習からやらなければ」と話し、それが「国内組の意地とプライドだ」と言った。

《槙野智章》
監督から練習の冒頭に話があったが、(雰囲気など)締めるところと緩めるところのメリハリを持つこと、この2戦の重要性を理解した上で準備したいと言っていた。また、何よりも選手のコンディションに差があるので、選手としっかりと話した上で、コンディションを上げる部分と落とす部分があると言っていたので、自分たちも良い準備ができればと思う。

自分は前回の代表をけがで離れ、無理をしてではないが、一度、リーグ戦に出た時に再発という形になった。今回、チームとA代表スタッフと常に連絡を取り、コンディションを見ながら、きのうの試合に照準を合わせて上げてきた。海外組の選手もメンバーに入ることができていない選手や試合から遠ざかっている選手はいるが、僕自身も公式戦から2試合遠ざかっていたので、10月6日(木)の試合に向けて、まだまだコンディションを上げていかなければいけない。この代表チームの練習とプラスアルファでも少しやらなければいけないと思っている。

具体的なミーティングは全員がそろってからだと思う。UAE(アラブ首長国連邦)戦で負けているので、入りは重要視していると思う。(映像を見た印象は)若いチームではあるが、個々の能力やフィジカルが強く、スピードのある選手がいる印象を持っている。(外から見ていて)簡単じゃないなと思った。とにかくチームとしてまとまること。けが人や海外の所属クラブでプレーする時間がない選手が多くいる中、コンディションもいろいろだと思うが、ピッチに立ったら言い訳にならない。チームとしてまとまることが大事。ホームだが、難しい時間帯もあるだろうし、そこでまとまることが大事。

(有賀久子)



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