back

REDSニュース|[代表]コロンビア戦は2-2で引き分け|レッズプレス!!

top
[代表]コロンビア戦は2-2で引き分け

第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)のグループステージ。日本時間8月8日(月)10時、初戦でナイジェリア代表に4-5で敗れた日本代表は、負ければ敗退というプレッシャーの掛かる一戦、Bグループ第2戦・コロンビア代表戦に挑んだ。

手倉森誠監督は、初戦から先発メンバーを4名変更したが、浦和レッズから招集されている主将のMF遠藤航とFW興梠慎三は、ともにフル出場となった。

興梠は、自身も得点を狙いながら、ポストプレーで特長を出した。前半、浦和からの期限付き移籍で、ファジアーノ岡山に所属するMF矢島慎也のシュートを演出するも得点ならず。また、自陣まで下がった時には体を張ったプレーでボールを奪取し、確実に前線へボールを入れる。31分には遠藤が警告を受けた。試合は0-0で折り返す。

後半早々からFW浅野拓磨が相手のパスをカットし、シュート。日本はゴールを目指し続ける。だが59分、数少ないピンチの場面で、日本は先制点を許す。コロンビアFWテオフィロ グティエレスのシュートがDF植田直道の足に当たり、コースが変化。GK中村航輔が反応する逆となり、ゴールに吸い込まれてしまった。

ベンチは、2枚同時交代。MF矢島に代わりMF大島僚太が、MF井手口陽介に代わりMF南野拓実が投入された。早い時間帯で同点としたい日本だったが、65分、オーバーエイジ枠で招集されているDF藤春広輝のオウンゴールがあり、0-2。クリアの場面で迷いが見られた。

このまま1点も奪うことができなければ、予選敗退。崖っぷち状態の日本はここから粘りを見せる。67分、投入されたばかりのMF大島からMF南野、最後はFW浅野が力強いシュートを決め、1-2。さらに74分、先発起用のMF中島翔哉がGKの頭上を越えるシュートを決め、2-2と試合を振り出しに戻した。後半アディショナルタイム、FW浅野のシュートや、CKの好機に恵まれたが、前線に立つ興梠の前でクリアされた。

試合終了。第2戦は、2-2で引き分け。勝点1を得た。MF中島は試合後、「勝つしかない。シュートを打つしかないと思った。観客を味方につけることができた。自分たちは精一杯頑張るしかない。この舞台を楽しむだけ」と話した。

第3戦は、日本時間の8月11日(木・木)朝7時からスウェーデン代表戦となる。試合後のコメントなどは、現地から[リオからの便り]としてサッカージャーナリストの六川亨さんから届く予定。どうぞ、お楽しみに。(有賀久子)



(c)REDS PRESS