(有賀久子)
[特別取材]森脇良太とサポーター
森脇良太のプロキャリア最後のホームゲームに際し、スタジアムには、彼を長く応援するサポーターの姿もあった。
スタンドには、浦和レッズと京都サンガF.C.のエンブレムを入れた手製のウチワを製作して応援したり、背中を撮影させて頂いた子供たちは、聞けば、自宅にはサンフレッチェ広島時代のレプリカユニフォームもあるという。引退セレモニー後、サポーターのもとに挨拶へ行くと、浦和レッズ時代のマフラーも贈られていた。
その様子に、森脇のご両親は嬉しそうに自身のスマートフォンで撮影していた。森脇のお母さんは「良太の最盛期は、まさに浦和レッズ時代だったと思います。サポーターの皆さんには、いつも良太を温かく見守って応援して頂き、感謝の言葉しか浮かびません」と笑顔を見せた。
またこの日、スタジアムでは、森脇をデザインしたサンクスメッセージシートが製作され、来場者にプレゼントされた。このシート裏面には、森脇直筆メッセージがプリントされている。そこには、森脇らしい、たくさんの思いがつまった感謝の言葉が綴られていた。サポーターも、それぞれにメッセージを記し、森脇にむけて掲げていた。
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