(有賀久子)
小泉佳穂が聞いたバイエルン・ミュンヘンの凄さ
FCバイエルン・ミュンヘンのチーム名は、きのう9月17日(火)に行われた公開練習後の取材の中で挙がっていた。小泉佳穂が、原口元気や酒井宏樹から聞く海外サッカーの話が「単純にすごく面白い」と口にしたのがキッカケだ。
「文化の話とか、サッカーの話で言うと、強度とか、DFのやり方の違い。1対1のやり方の違い、たとえば、どのぐらい……距離をつめるとか、ディレイとかの感覚の違いみたいなのを聞いたりするのが面白い」と話した。
そして、「あとは……」と、自身から話題を出した時に挙がったのがバイエルンの名前。
「バイエルンの話が一番面白かった。バイエルンが、どのように扱われているか、みたいな話。他のチームの選手たちが、バイエルンのことをどう見ているかは、向こうにいた人にしか分からない感覚。
僕らだったら、バイエルンとやれたら……、シティとやった時もそうだったけれど、ちょっと嬉しいじゃないですか。でも、向こうの人たちは、バイエルンとなんてやりたくなんかない、という話をして。(理由は)ほとんど勝てないから。それって結構、衝撃だった。
日本に、そういうクラブってないじゃないですか。メガクラブに対してのリスペクトがすごくあるということを、宏樹くんと元気くんが話しているのを聞いて、うわぁ!と思って。その視点って、実際にやっている人にしか分からない。
日本には、そういうクラブがないから。(メガクラブに)なれるとしたら、浦和だな、というのも、その時にも話をしていたので。そういうのって、すごく面白い話で、そういう話を聞けるので楽しい」と、チームメートとなった原口とのフリートークの日々を想像しているのか、ワクワクした表情で話す小泉が印象的だった。
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