(有賀久子)
「白ウサギフィナンシェ」、そして赤と緑の23番
鳥取遠征の皆さんは手にしたのだろうか。こちら「白ウサギフィナンシェ」。
鳥取砂丘コナン空港や鳥取駅の土産物店の中で、白いパッケージが目印の同商品であるが、今回、鳥取に入ると、緑の23番、赤の23番が目に飛びこんだ。
1952年創業の寿製菓株式会社が、今回、多くの浦和レッズサポーターの来訪を歓迎する気持ちをこめて、銘菓「因幡の白うさぎ」誕生40周年を記念して出来た焼き菓子のパッケージを、緑と赤の2パターンで飾った。
もちろん、2色のカラーはクラブカラーを表し、23番は、島根県出身の井上黎生人が背負う大事な番号だ。
同社の山陰営業部・鳥取支店の森下弘輝支店長は、レッズプレス!!の取材に対し、「平日にも関わらず、多くの方にお越し頂き、少しでも鳥取の思い出を増やして頂けたら、の気持ちで、今回、特別仕様にしてしまいました!井上黎生人選手には今後も浦和レッズで頑張ってもらいたい」と話し、空港で、快くサインと写真に応じてくれたという。
井上自身も、Instagramにて「こんな粋な計らいをしてくださるなんて」と撮影した写真と共に、メッセージを残していた。
この鳥取取材の中で、地元の方々から何度も「黎生人をよろしく」「黎生人は、本当に良い選手だから」との言葉を頂いた。
相当の覚悟をもって、浦和レッズに加入した井上。メンバー入りも出番はまわってこなかったが、この経験も、スケールアップする力にするだろう。
彼がプロサッカー選手の人生をスタートさせた土地で、彼の人柄に触れた遠征となった。・・・・・・